オリックスから日本ハムへ、そして阪神へ転身した伏見寅威選手の13年の足跡
2025年11月14日、プロ野球選手の伏見寅威捕手が日本ハムから阪神タイガースにトレードで移籍することが発表された伏見選手は、プロ入り以来の13年間をオリックスと日本ハムで過ごし、そのキャリアを振り返る
伏見選手は、東海大学から2012年のドラフトでオリックスに入団
2013年4月29日には日本ハム戦でプロ初出場を果たし、9回には初安打も記録した
特に2015年には20試合に出場し、3年目としては最多出場となった
6年目の2018年には76試合で打率.274という成績を収めたが、2019年にはアキレス腱を断裂し、長期のリハビリを余儀なくされた
怪我から復帰後、2021年と2022年にはオリックスの連覇に貢献し、どちらの年でも捕手としてチーム最多出場を果たした
このような活躍から、チームは26年ぶりの日本一を達成した
FAでの移籍、日本ハムでの存在感
2022年11月、伏見選手は国内フリーエージェント(FA)権を行使し、日本ハムに移籍した若手選手が多いチームの中で、彼は経験豊富なプレーヤーとして若手を引っ張り、精神的な支柱としての役割を果たした
また、山崎福也選手とのバッテリーコンビは、山崎選手の移籍により2024年に復活する見込みでファンの期待が高まっている
35歳のシーズンとなった2025年には、若手投手と組んで6連勝を達成し、最優秀バッテリー賞を受賞するなど、依然として高いパフォーマンスを見せている
阪神での新たな挑戦
新天地となる阪神には、坂本誠志郎捕手や梅野隆太郎捕手など、経験豊かなライバルたちがいる来季はこれらの選手との競争が待っており、セ・リーグの連覇と日本一奪還を目指して戦うことになる
これまで培った経験を活かし、阪神のユニフォームでの新たな挑戦が期待される
伏見寅威選手の移籍は、プロ野球界においても注目のニュースとなっています。彼の経験は阪神にとって大きな資産であり、若手選手に対する良い模範となることでしょう。今後のリーグ戦における彼のプレーが期待されます。
キーワード解説
- 捕手とは?: 捕手は、野球のポジションの一つで、投手が投げたボールを受け止め、相手チームの攻撃を防ぐ役割を担います。
- FA権とは?: フリーエージェント(FA)権は、選手が所属チームに制限されず、他の球団と契約する権利を持つことを指します。
- バッテリーとは?: バッテリーは、捕手と投手のコンビネーションのことを指し、試合戦略やプレイの要となる重要な関係です。

