イベントでは「圧倒的エンタメベースボール!」と題された硬球を使った野球対決が行われ、今井は「TEAM源田」の先発投手として登板
初球から142キロの速球を投げ込み、その後も148キロ、151キロと球速を伸ばし、最後には133キロのスライダーで三振を奪った
捕手役の山田陽翔選手(21)がその球威に圧倒され、打席に立った平良海馬投手(26)が151キロの速球に対しても余裕を見せ、左中間に2点適時二塁打を放つ一幕もあった
しかし、続く三浦大輝投手(25)は149キロの速球に空振り三振に倒れるなど、今井の圧倒的なピッチングは観客の記憶に強く刻まれた
黒髪に戻した今井は「本当にもう、最後にライオンズファンの前でマウンドで投げられて、うれしかったです」と感無量な様子でインタビューに答え、ファンとの絆を再確認する時間となった
今井投手の最後のマウンドは、彼の選手生活の集大成とも言える場面でした。ファンとの交流を大切にしながらも、彼のピッチングは不変の迫力を持っていました。メジャーリーグへの挑戦を控える中、今井の姿勢や球速からは、次なるステージへの強い意気込みが伝わってきました。
キーワード解説
- 硬球とは?:野球における公式のボールで、公式戦や練習で使用される。直径約23センチ、重さ147グラムの規格が決まっている。
- 速球とは?:ピッチャーが投げる速さが特に速い球種で、通常100キロを超える。打者にとってはタイミングを合わせるのが難しい。
- 三振とは?:バッターがピッチャーの投球を打ち損じること。特に3球連続で空振りすることを指し、打者にとっては失敗を意味する。
- 適時打とは?:バッターがヒットを打ち、ランナーが得点する場面を指す。試合の勝敗に大きく影響する重要な打撃となる。

