大勢選手は、今季において主にセットアッパー(試合の勝負どころで登板する中継ぎ投手)として活躍し、62試合に登板して8勝4敗、防御率は2・11という優れた成績を収めました
また、54ホールドポイントを記録し、最優秀中継ぎ賞も手に入れるなど、その実力が認められました
大勢選手は、2018年にプロ入りして以来、新人時代の22年以来2度目の東京ドームMVPを受賞し、「すごくうれしいですし、これも調子が悪い時でも応援してくださったファンの皆さんの声援や守備でバックアップしてくれた野手の皆さんのお陰です」と声を弾ませながら感謝の意を示しました
また、受賞に伴い300万円の賞金も授与されましたが、賞金の使い道については「決まってないですけど、野球のことに、自己投資に使いたいなと思います」と冗談交じりに語りました
今季は大勢選手が新たな役割でしっかりと結果を残したものの、チームはリーグ3位での終戦となりました
そのため「この悔しさをしっかりと持って、オフはしっかりと練習して、来季は皆さんの期待に応えられるように、優勝目指してしっかりと頑張りたいなと思うのでこれからも応援よろしくお願いいたします」と意気込みを語ったことも印象的でした
大勢投手の受賞は、彼の努力の結果であり、ファンやチームメイトへの感謝を忘れない姿勢が印象的でした。また、今季の成果と共に来季への意気込みが感じられ、彼のさらなる成長が期待されます。このような選手がチームにいることは、ファンにとっても大きな励みでしょう。
キーワード解説
- セットアッパーとは?試合の中で、特に勝負所に登板して試合を締める役割を持つ中継ぎ投手のことです。
- ホールドポイントとは?試合をリードした状況で登板し、勝利を収めた投手に与えられるポイントで、中継ぎ投手の活躍を測る重要な指標です。
- 最優秀中継ぎ賞とは?シーズン内で最も優れた中継ぎ投手に贈られる賞で、その年の中継ぎ投手のパフォーマンスを評価するものです。

