中日ドラゴンズ・松山晋也投手、契約更改で年俸1億2500万円に急増

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中日の松山晋也投手(25)が、23日にナゴヤ球場に隣接する選手寮「昇竜館」で契約更改交渉を行い、今季の年俸が5000万円から7500万円増の1億2500万円に達した

これにより、3年目シーズン終了後の契約更新での大台突破は、2001年オフの岩瀬仁紀と並ぶ球団最速のスピード昇給である

育成ドラフト出身者としても、史上最速での1億円プレーヤーの仲間入りとなった

松山は、2022年秋に無名の一投手として育成ドラフトで指名されたが、3年後には中日ドラゴンズのレジェンドと肩を並べるまでに成長した

この大幅な昇給を受け、松山は「すごくうれしいことです」と笑みを浮かべた

今季の活躍と成績

松山投手は、巨人から移籍したマルティネスの代わりに守護神としてチームに貢献した

彼は160キロに迫る直球とフォークボールを武器に、シーズン中の53試合に登板し、防御率1.54を記録した

特に、46セーブは2005年の岩瀬仁紀、2007年の藤川球児に並ぶセ・リーグ記録となり、自身初のセーブ王タイトルも獲得した

けがと反省点

しかし松山は、自身の成績に対し満足していないことを明かした

彼はシーズン中に右尺骨肘頭の疲労骨折を負い、約1カ月離脱

さらに、セーブミスも経験しており、「改善したい」と述べた

侍ジャパン選出と成長の意識

シーズン後、松山は侍ジャパンに選出され、強化試合のために合宿に参加

そこで西武の平良と交流し、フィジカル面でのレベルアップを目指したいと考えている

今後の展望
年俸の増額分について「自主トレで一緒にやる後輩たちに還元できたら」とコメント

自身の成長はもちろん、後輩たちへの支援を通じて「チーム松山」としての一体感を強めていく意欲を見せた

松山晋也投手の急成長と年俸の大幅増加は、彼自身の努力と能力向上の証です。また、後輩への支援の意欲もあり、チーム全体の士気を高める存在として期待されています。
キーワード解説

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