日本ハム、主力選手のFA権行使に静観する姿勢を見せる

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日本ハムファイターズが今オフ、主力選手のFA流出危機に直面しているが、球団は静観の構えを崩していない

外野手の松本剛(32)と内野手の石井一成(31)が国内FA権を行使し、レギュラー選手がチームを去る可能性が高まっている

通常、FA権を行使した選手に対しては、球団が引き留め工作を行うのが一般的だ

しかし、現時点で日本ハムにはその動きが見られず、むしろ「宣言残留」を静かに待つ姿勢が伺える

松本剛は巨人、石井は西武が獲得に乗り出しているとの情報もある

球団関係者によると、「フロントも現場も2人に残ってほしい気持ちは強いが、実はチーム内にはそのポジションを脅かす若手選手が多くいる」とのこと

具体的には、松本剛が守る外野には、万波、五十幡、矢沢、水谷、野村、今川などの若手選手がいるため、出場機会を失う可能性があるという

さらに、松本は選手会長を3年間務めたが、来季は清宮幸選手にその役割を譲ることが決まっている

また、石井選手も同様に、彼の主戦場である二塁には水野、上川畑、山県といった選手が控えており、彼らが健在であれば出場が困難になる可能性が高い

これらの背景には、若手選手の出場機会を奪いたくないという親心が見え隠れしている

松本剛と石井一成は、22日にエスコンフィールド北海道で行われたファン感謝祭「F FES 2025」に参加し、ファンと交流を深めた

松本は「早い段階で去就を決めたい」と語り、その動向について注目が集まっている

日本ハムが主力選手のFA権行使に対して静観の姿勢を示していることには、一見驚きですが、若手選手たちの成長が影響しているようです。彼らは将来を見据えた判断をしていると捉えることもでき、選手たちの出場機会に対する配慮が感じられます。果たして、松本と石井はどのような結末を迎えるのでしょうか。
キーワード解説

  • FA権とは?:FA権とは、選手が一定の条件を満たすことで、他チームとの契約を結ぶ際の権利のことです。この権利を行使すると、選手は自由に移籍先を選ぶことができます。
  • 選手会長とは?:選手会長とは、選手たちが集まる団体のリーダーで、チーム内での問題や意見を集約し、球団と交渉を行う役割を持っています。
  • 宣言残留とは?:宣言残留とは、FA権を行使した選手が移籍を考えながらも、元の球団に残る意向を示すことを指します。これにより、他の球団への移籍の選択肢を残しつつ、元のチームにも再契約の意思を伝えます。

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