オリックス・バファローズの関連記事

オリックス・平野が新球導入へ意欲、復活を目指す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
オリックス・バファローズの平野佳寿投手(40)は、2025年1月22日、大阪市此花区の球団施設で行われた自主トレーニングを公開し、今季は新しい変化球を導入する意向を示しました

平野選手は、「今まで通りにいっていたら全然ダメなんで、自分の中で試したいものはあるので、いろいろ試しながら、投げるボールだったり、投げ方であったり、ちょっとずつ変えていきたいと思います」と述べ、復活への強い決意を伝えました

昨シーズンは、右肘の張りに悩まされながらの不本意な成績を残し、登板数は僅か12試合、記録は1勝1敗7セーブ、防御率は4.22でした

平野投手は、「ケガもあって、投げるたびにしんどくなっていくなという思いがあった」と振り返り、昨年の契約更改でも心境を語っていました

この5年間で平野選手は力強い投球を見せてきたものの、大リーグから復帰後は、登板数が40試合を超えることができず、防御率も1点台を維持することができませんでした

そのため、平野選手はこの新シーズンに向けて強い復活への思いを抱いており、変化を求めています

これまでの投球スタイルは、ストレート、フォーク、スライダーの組み合わせに基づいていましたが、新たに取り入れようとしている変化球は、チェンジアップやツーシームなどが挙げられます

この日、行ったキャッチボールでは、カーブなども試し、相手を務めた球団関係者が「チェンジアップが良かったですね

試合で使えるのでは」と評価しました

今シーズンで大リーグからの復帰5年目を迎える平野選手は、チーム最年長選手となるだけでなく、パ・リーグの最年長投手でもあります

このシーズンの目標は、日本通算250セーブを達成することで、あと1つのセーブが必要です

新球を携えて挑む平野選手は、「去年は残念な結果だったので、チームとも、岸田監督を胴上げできるように精いっぱい頑張りたい」と優勝を目指しての意気込みを語りました

平野投手の新球導入の意欲は、ケガからの復帰を強く願う気持ちに根ざしていると感じます。新しい投球スタイルの確立は、選手の成長を示すものであり、チーム全体にも良い影響を与えると期待できます。
キーワード解説

  • 変化球とは?: 投手がボールに変化をつけた状態で投げる球種のことで、打者にとっては予測しづらい軌道を持つことが多いです。
  • セーブとは?: 野球において、リードしているチームの投手が、試合の終盤で登板し、勝利に貢献した際に得られる記録のことです。
  • フォークとは?: 投球時にボールが急激に落下する変化球のことで、打者にとっては非常に打ちづらい球とされています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。