西武の是沢涼輔捕手が育成再契約、守備で存在感の向上を目指す

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埼玉・所沢、2025年11月24日 - 埼玉西武ライオンズの選手、是沢涼輔捕手(25)は、球団事務所において交渉を行い、来季年俸400万円(推定)で育成再契約を結びました

これにより、是沢選手は球団との関係を継続することとなりました

是沢捕手は、健大高崎や法政大学で控え捕手を努めた経験を持ちますが、強肩や努力する姿勢、そして人間性が評価され、2022年の育成ドラフトで4位指名を受けて入団しました

しかし、3年間で支配下登録には至らず、選手生活を続けるかどうかを強く悩んだと振り返りました

その間、栗山巧外野手(42)や今井達也投手(27)からの助言を得て、キャリアの継続を決意したとのことです

また、今井選手からはそのフレーミング技術の高さを称賛されています

フレーミングとは、捕手が投球を受けた際にボールをストライクに見せる技術であり、試合の流れを大きく左右する要素です

是沢捕手は、球団捕手陣におけるフレーミングの数値が高いことに自信を持ち、「パラダイムシフトを起こしたい」との意気込みも示しています

「(ドラフト等で)打撃が優れた選手が増えると思いますので、自分は守備でアイデンティティーを持つ部分を前面に押し出したいです」と彼は語り、今後の活躍への意気込みを見せています

是沢選手が育成再契約を結んだニュースは、野球界において非常に意味深いものです。特に彼の努力や意志は選手としての成長に繋がり、周囲からの信頼も得ています。若手選手が自分の強みを持ち、技術を磨く姿勢は、今後の活躍を期待させます。
キーワード解説

  • 育成再契約とは? - プロ野球選手が支配下選手としての契約には至らないが、球団との関係を維持してトレーニングを続ける契約のことです。
  • フレーミングとは? - 捕手が投球を受けて、そのボールをストライクとして見せる技術で、審判の判断を有利に進めるための重要なスキルです。

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