成績と成長
石伊選手は今季、開幕から一軍に定着し、5月8日に一度出場選手登録を抹消されたものの、左太ももを痛めていた開幕捕手の木下選手と交替で5月31日に再昇格その後、先発捕手としての地位を確立した
打撃面では6月11日の楽天戦で1試合5安打を記録
特に注目すべきは7月8日の巨人戦でのプロ初本塁打である
また、最終的には85試合に出場し、21打点、3本塁打、打率は2割2分1厘で終えた
44年ぶりの記録
石伊選手が中日のルーキー捕手として年間試合数の半分以上に出場したのは、1981年の中尾孝義選手以来、実に44年ぶりという快挙だこの結果は、守備の面でも映し出され、盗塁阻止率はセ・リーグで3位の41.3%を記録した
来季への展望
契約更改後のインタビューで石伊選手は、「ある程度成績は残せたが、まだまだ改善の余地がある来年はできるだけ多く試合に出て、チームを優勝へ導く」と意気込みを語った
オフシーズンには、日本生命の先輩である大島選手が主宰する自主トレに参加する予定で、体力強化や技術向上を図る考えを示した
プロとしての道のり
「体を強くしないといけないという自覚があり、大島選手と共にトレーニングを行うことで、自分自身の成長につなげたい」と語る石伊選手プロで長く活躍するための秘訣を学ぶことも目的の一つだ
今回の石伊選手の契約更改は、彼の成長を示すものであり、特にルーキー捕手としての成績は多くの期待が寄せられています。来季もチームに貢献できる可能性が高く、彼の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 捕手とは?野球において、打者が打ったボールを捕る役割を持つポジションで、ピッチャーの投球を受けたり、ランナーの盗塁を阻止する役目があります。
- 盗塁阻止率とは?投手が投げたボールを捕手が受けた時、敵ランナーが次の塁に進むのを阻止できた割合を示したものです。
- 契約更改とは?プロスポーツ選手がシーズンが終わった後に、次のシーズンに向けて新たな契約内容を交渉することを指します。

