門脇誠選手、特別支援学校の中高生と夢を育むプロジェクトに参加

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巨人の門脇誠内野手が、2025年11月24日にジャイアンツタウンスタジアムで開催された「門脇×甲子園夢プロジェクト」に参加しました

このプロジェクトは、全国の特別支援学校に通う知的障害を持つ中高生たちが硬式野球を続けられるように作られた支援団体です

この日のイベントには、22人のメンバーが集まり、彼らの夢を支える活動が行われました

キャッチボールから打撃実演まで

門脇選手は内野手として、参加した中高生たちに捕球の助言を行い、さらには自身のパフォーマンスを披露しました

特に注目を集めたのは、打撃の実演でのサク越え(サク越えとは、ボールをグラウンド外に運ぶこと)で、選手たちに刺激を与えました

また、紅白戦では自ら投手となり、思いを込めたボールを投げ込み、中高生たちとの交流を深めました

シリコンバンドの贈呈計画

このイベント終了後には、手にしたグラブと同じ色のシリコンバンドを、団体の在籍者にプレゼントする計画も明かされました

このシリコンバンドは、門脇選手が自費で用意し、「常につながっている」というメッセージを込めたアイテムです

将来的に、そのバンドをNPB(日本野球機構)の許可が下りれば、試合中に着用する意向も示しています

プロ入りからの成長の過程

門脇選手はプロ入り前の2022年12月に初めてこのプロジェクトの合同練習会に参加し、今回が3度目の交流となります

今シーズン(2023年)は出場81試合、打率0.223と不本意な結果に終わりました

特に5月には自身初の2軍降格も経験し、「良いときは、ほぼなかった」と苦しい思いを語っています

来季に向けて「恥ずかしいところは見せられない」と決意を固めています

今回の門脇誠選手の活動は、プロ野球選手としての使命感を強く感じさせるものです。特別支援学校の中高生たちとの交流を通じて、自身の経験や技術を直接伝えることは、彼らの励みとなるでしょう。自身の成績が振るわない中でも、社会貢献の意欲を持ち続ける姿勢には、多くの人々が共感を持つはずです。
キーワード解説

  • シリコンバンドとは?シリコンバンドは、主にシリコン素材でできたバンドで、リストバンドとして用いられることが多いです。カラフルで軽量、また比較的安価なため、キャンペーンや支援活動で用いられることがあります。
  • NPBとは?NPB(日本野球機構)は、日本のプロ野球を統括する機関です。リーグの運営や選手の規定、契約に関する制度などを管理しています。
  • サク越えとは?サク越えは、野球において打ったボールが外野のフェンスを越えることを指します。ホームランと同じ意味で使用され、多くのファンからは打撃力の象徴とされています。

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