育成ドラフト1位の冨重英二郎投手、落ち球習得に意欲を見せる

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2025年11月24日、BC神奈川所属の冨重英二郎投手が、育成ドラフト1位で巨人から指名を受けた後、G球場での育成練習に参加しました

彼は、課題とされる落ち球の習得に強い意欲を示しています

ブルペンでの練習内容

冨重投手はブルペンでの投球練習を行い、「チェンジアップ」と「フォーク」の2種の落ち球を習得することを目指しています

チェンジアップとは、直球よりも遅く、打者を惑わせるために投げる球種で、フォークボールは縦に落ちる変化球です

この2つの球種を加えることで、投手としての選択肢が広がり、打者に対してもより多くの課題を与えることができると考えているようです

投球スタイルと目標

彼の持ち味は、最速151キロの直球です

この直球はカットボール気味に動くため、打者にとって打ちにくい球となっています

「綺麗な直球」と「動く直球」の両方を操ることが理想と語る冨重投手は、自身の長所であるクセ球を磨きつつ、与えられた環境で最大限の仕事をしていきたいと意気込んでいます

彼は将来的には先発投手としての役割もつかみたいと考えています

冨重英二郎投手の積極的な姿勢が印象的です。彼は自身の課題を明確に理解し、練習に取り組む姿勢からは、将来の成長が期待されます。多様な球種の習得を目指すことで、より強力な投手へと進化することでしょう。
キーワード解説

  • 育成ドラフト:選手を育成する目的で指名されるドラフト制度のこと。
  • 落ち球:バッターに対して落ちる変化を与える投球の総称。一般的にはチェンジアップやフォークボールが含まれる。
  • ブルペン:ピッチャーが試合前や試合中に投球練習を行う場所。
  • カットボール:直球の一種で、投げ方によってボールがわずかに横に動く特徴がある。

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