このシーズンはプロ11年目を迎え、「必ず優勝ですね」と意気込みを語る中で、チームにおける“隙”の存在についても言及した
今季の柴田選手は70試合出場し、打率は.091と厳しい成績に終わり、4年連続の年俸ダウンとなった
試合における活躍は少なかったものの、守備固めやバントなど重要な役割を果たした
さらに、10月28日には脱臼癖を改善するために手術を受け、リハビリが順調に進めば、来年1月中旬にはチームに復帰できる見込みだ
柴田選手は、チームが27年ぶりの優勝を目指す上で「隙の多いチーム」であることを指摘し、ただプレーするだけでなく、ロッカーや浴室などのチーム環境改善も必要だと述べた
具体的には、風呂場に放置されたテーピングや、ゴミの分別ができていない現状など、直接的なプレーには関係のない部分でも、チームのパフォーマンスに影響を及ぼすと強調した
「普段は穏やかな性格ですが、勝つためには時には嫌われ役になる覚悟も持っている」とも語り、より厳しい態度で環境改善に取り組む意向を示した
相川新監督が提唱する「凡事徹底」も、こうした取り組みと直結しており、DeNAのさらなる成長にはチーム全体の意識改革が不可欠であることを彼は強調した
柴田選手が指摘したチームの隙をなくすことは、野球だけに限らず、どんな組織でも重要です。チームの環境やルールが整っていれば、選手たちもより良いパフォーマンスを発揮できるはずです。柴田選手は自身の経験を基に、新たなチーム作りの重要性を訴えました。
キーワード解説
- 隙とは?:隙とは、何かしらの状況において欠けている部分や、不完全な点を指します。スポーツにおいては、選手同士の連携やチーム全体の動きにおいて、その“隙”が大きな影響を与えることがあります。
- 守備固めとは?:守備固めは、試合の終盤などに選手交代を行い、守備力を向上させる戦略です。特にリードを保ちたい局面で効果を発揮します。
- 凡事徹底とは?:凡事徹底は、日常のささいなことを徹底的に行うことを指します。特に、成功するためには基本的なことをしっかりと継続することが重要と言われています。

