2025年度の現役ドラフト開催、広島の持丸泰輝選手に迫る

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日本野球機構(NPB)は、2025年度の現役ドラフトを12月9日に開催することを発表しました

この現役ドラフトは、選手の移籍を活性化させることを目的としており、各球団が2人以上の対象選手を選出し、他球団から必ず1人以上を指名する制度です

この画期的な制度により、出場機会に恵まれない選手が新たな環境で再スタートすることが期待されています

今回は、特に広島東洋カープの持丸泰輝選手に焦点を当てて、その経歴や現状を掘り下げていきます

持丸泰輝選手のプロフィール

投打 右投左打
身長/体重 177cm/91kg
生年月日 2001年10月26日
経歴 旭川大高
ドラフト 2019年育成選手ドラフト1位(広島)

持丸選手のキャリアと現況

持丸選手は、旭川大高時代に2度の甲子園出場を経験し、高校通算で17本塁打を記録する強打の捕手として注目を集め、2019年の育成選手ドラフトで広島東洋カープに入団しました

高卒3年目の2022年には支配下登録を果たし、5試合の一軍出場を経験したものの、以降はファームが主戦場となり、昨シーズンは二軍で72試合に出場し、打率.268、2本塁打、16打点というまずまずの成績を残しました

しかし、今シーズンは二軍戦で50試合に出場しながら、打率は.119と大幅に低迷

その結果、3年連続で一軍出場が叶わず、内部では内野手登録の二俣翔一選手が捕手にコンバートされることも決まっており、持丸選手の立場はますます厳しくなっています

現役ドラフトの対象選手としての可能性も高まっているため、今後の動向が注目されます

広島東洋カープの持丸泰輝選手の現状は、彼のキャリアにおける転機が迫っていることを示しています。出場機会を得ることができず、厳しい状況にある中で、現役ドラフトが彼にとって新たなチャンスとなる可能性があります。現在の成績やチームの方針により、彼の今後の選択肢がどのように変わるのか、非常に興味深いところです。
キーワード解説

  • 現役ドラフトとは?野球選手の移籍を促進するための制度で、各球団が2人以上の選手を選出し、他球団から必ず1人以上を指名することが求められます。
  • 支配下登録とは?野球選手がプロチームの一軍でプレーする資格を得ることを指し、チームの一員として正式に認められることを意味します。
  • ファームとは?プロ野球チームの下部組織で、選手が育成や調整のためにプレーするリーグを指します。

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