新人合同自主トレーニングでの活躍
下川選手は、片膝を立てた状態の捕手に向けて、変化球を交えた30球を投じた通常、ブルペンでの投球は立った状態の捕手に向かうが、片膝立ちの捕手に投げることで、より体の使い方や安定感に重点を置いていることが伺えた
1軍キャンプへの意欲
下川選手は「支配下を目指してやっているので、1軍は目指すべきところ」と語り、自分の持ち味であるピッチングを強調した育成選手として指名されるのは異例であり、特に下位指名の選手は1軍キャンプに参加することが難しいが、彼はその逆境を力に変えている
技術向上への取り組み
春季キャンプに向けて、持ち球のスライダー、カーブ、ツーシーム、チェンジアップの他に、高津監督から教えを受けたいとシンカーの習得にも意欲を示した高津監督は、サイドスローとして日米通算313セーブを挙げた経験を持ち、そのノウハウを下川選手に伝えることが期待されている
プロ野球界での挑戦
下川選手は育成選手として「下の方の指名なので、本当にはい上がっていきたい」という熱い思いを抱き、より高いレベルでの競争に挑んでいる彼の今後の活躍から目が離せない
下川選手の意欲的な姿勢は、育成選手としての逆境をものともせず、1軍への挑戦を続ける姿勢が見られ、球団の期待も寄せられている。高津監督から直接指導を受けることは選手にとって大きな武器になるだろう。今シーズンの彼の成長に注目が集まる。
キーワード解説
- 育成選手とは?:プロ野球において、支配下選手とは異なり、試合に出場する権利は制限されるが、成長をサポートされる選手のこと。
- ブルペンとは?:試合の際に選手が投球練習を行う場所で、試合に出場する前に調整を行うために使われる。