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石川柊太投手が新魔球「キックチェンジ」をマスター中、ロッテでの新たな挑戦

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ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使し、ロッテに移籍した石川柊太投手(33)は、22日にZOZOマリンスタジアムで移籍後初の練習を行い、新しい球種「キックチェンジ」の習得に取り組んでいることを明かしました

新球種「キックチェンジ」とは?

「キックチェンジ」とは、昨季メジャーリーグで流行した球種で、基本的にはチェンジアップの一種です

投球時に人さし指と親指で輪を作り、中指の爪を立てて握ることで、回転軸が横に倒れやすくなり、フォークボールのような大きな落下量を実現します

速さはスプリットよりも遅いものの、独特な落差がピッチングに新たな幅を持たせる武器になるとのことです

過去の挑戦と成長

石川投手は数年前にチェンジアップに挑戦しましたが、結果は芳しくありませんでした

しかし近年のメジャーリーグで活躍する選手たちからヒントを得て、「キックチェンジ」の握りを参考にし、その結果、今回の新球種の習得がうまくいったと語っています

マリンスタジアムの特徴

また、石川は本拠地となるZOZOマリンスタジアムでの成績も際立っており、2018年以降は7勝0敗、防御率1.90という素晴らしい数字が記録されています

このスタジアム特有の強風は彼の得意なパワーカーブの変化に好影響を与えています

開幕に向けた心構え
さらに、石川は古巣ソフトバンクとの開幕3連戦に向けて、「どのような感情、感覚になるのかは想像できないが、戦略的な攻めのイメージは持っている」とコメントしました

新たなチームでの挑戦や、古巣との対戦に向けた準備が着実に進んでいる様子が伺えます

今回の石川投手の移籍と新球種の習得は、ロッテファンにとって大きな期待が寄せられています。「キックチェンジ」という新たな武器を持つ彼が、古巣ソフトバンクを相手にどのようなピッチングを見せるのかが注目されます。新天地での成功を願ってやみません。
キーワード解説

  • 自主トレとは?自己のトレーニングを行うこと。
  • 外国人選手とは?主に外国から来た選手のこと。
  • フリーエージェント(FA)とは?契約終了後に自由に移籍できる権利。
  • チェンジアップとは?速球と見せかけて遅いボールを投げる球種。
  • フォークボールとは?ボールが急に落ちる球種で、打者を翻弄する。
  • 防御率とは?投手がどれだけ点数を防いだかを示す指標。
  • コマンドとは?ボールの制御や投げる精度のこと。
  • パワーカーブとは?力強く曲がる変化球。

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