長野久義選手の引退セレモニー ファンとともに歩んだ16年
読者の皆さん、こんにちは。読売ジャイアンツ公式のニュースとして、2025年11月23日に開かれたファンフェスタで行われた長野久義選手の引退セレモニーの様子をお伝えします。16年にわたる野球人生を、ファンと仲間の前で静かに振り返る場となりました。
この日、長野選手のこれまでの活躍をまとめた特別映像が流れ、後に高橋由伸さん、鈴木誠也さん(米大リーグ・カブス)、原辰徳さんからのメッセージが紹介されました。長野選手は長いキャリアを支えた人々からの言葉に感謝の意を表し、観客の拍手が会場を包みました。
ヒーローインタビュー形式のあいさつ
式典のあいさつは、本人の希望でヒーローインタビュー形式で行われました。「きょうのヒーローは長野久義選手です。いま、この景色、どう映っていますか」と問われ、長野選手は「最高です」と力強く返答。16年間を振り返り、「格好いい時期があったなと思って、自分でも見惚れてしまう部分がある」と語りました。
また、プロ入りのきっかけについては、キャンプ前に阿部さんから「経験を生かして今までのプレーをしっかりやれ」と助言を受けたことが良い結果につながったと振り返りました。今シーズンはベンチからチームを大きく鼓舞したことについて、「出場機会の有無にかかわらず、若い選手が一生懸命応援してくれるので、僕は声を出して全力で支えようと思っていた」と語りました。
ファンと仲間がつくる温かな空間
セレモニーでは、ファンの存在が長野選手の力の源だったと改めて強調されました。花束は阿部慎之助監督、高橋由伸さん、村田修一さん、今季米オリオールズでプレーした菅野智之さん、坂本勇人選手から贈られ、場内は感動の涙と歓声で満たされました。長野選手と坂本選手、阿部監督とのやり取りには特別な想いが表れていました。
イベント終盤には胴上げが行われ、長野選手は背番号7を象徴する形で宙に舞いました。さらに、岡本和真選手がポスティングを利用して米大リーグ移籍を目指す場面も示され、仲間たちの絆の強さが伝わる場面となりました。
次の夢とファンへの約束
長野選手は今後について「来年、阿部ジャイアンツが日本一になることが僕の夢です。監督、よろしくお願いします」と宣言。ファンに対しては「皆さんの応援がこれからの力になります。これからも応援をお願いします」と感謝の言葉を述べました。長野選手の新たな挑戦を、私たちも温かく見守りたいと思います。
イベントの概要
| イベント名 | ファンフェスタ 特別セレモニー |
|---|---|
| 日付 | 2025年11月23日 |
| 出席者 | 阿部慎之助監督、高橋由伸、鈴木誠也、原辰徳ほか |
| 見どころ | 特別映像、ヒーローインタビュー形式のあいさつ、花束贈呈、胴上げ、今後の夢の発表 |
読者の皆さん、長野選手の新しい旅立ちを私たちも共に見守りましょう。今後の活躍に向けて、あなたはどんな応援を届けますか。


