ソフトバンク・大山凌投手、契約更改で2000万円に増額し来季に向けて新たな決意

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ソフトバンクの大山凌投手(23)が25日、みずほペイペイドーム内の球団事務所で契約更改に臨み、前年から500万円増の年俸2000万円で契約を更新した

今季は26試合に登板し、プロ初セーブを記録したが、8月以降の再調整により日本一を達成したチームの戦力から外れていた

新たな武器、フォークを磨く決意

右腕の大山選手は、1軍へ定着するためには「ズバ抜けた武器」が必要であると認識している

そんな中、彼はフォークの球種に磨きをかけることを決意した

フォークとは、投手が投げる変化球の一種で、ボールが急激に落ちる特性を持つ

これにより打者はボールを捉えにくくなるため、ピッチャーにとって重要な武器となる

理想のピッチャーの影響

大山選手は、自身の理想のピッチャーとして、かつての名投手である斉藤和巳2軍監督を挙げている

「僕のロマンですね」と語る通り、お気に入りの投手にあやかる形での決断だった

フォークの習得と他球種の排除

今季序盤にフォークのコントロールに苦しんだ大山選手は、杉山一樹投手や藤井皓哉投手、上沢直之投手からアドバイスを受け、フォークに関する新たなアプローチを見出した

その過程で、チェンジアップとスライダーという他の変化球を使わないことを決めた

「何か一つの球種を極めたいと思った」とのことで、この選択は自信を持って臨むための勇気ある決断だった

未来への展望
来季も救援投手としての役割に挑む大山選手

夏から秋にかけて1軍の舞台から外れてしまったが、彼は「2軍の期間から秋キャンプが終わるまで、すごい自分の中でいい時間が過ごせた」と振り返る

新たな武器を携え、飛躍の3年目を迎えることを目指している

この記事では、ソフトバンクの大山凌投手が契約更改で2000万円に年俸を引き上げられ、新たにフォークを磨く決意を固めたことが紹介されています。彼の理想のピッチャーの影響を受けながらも、特定の球種に集中する姿勢が見受けられ、将来の活躍が期待されます。
キーワード解説

  • 契約更改とは?:選手が球団と再契約を結ぶ際に、年俸や契約内容を決定する交渉のことです。
  • フォークとは?:一定の回転をかけることで、ボールが急激に落下する変化球の一種で、投手の武器として重要です。
  • 救援投手とは?:主に試合の終盤に登板し、ゲームを締めくくる役割を担う投手のことを指します。

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