これまで栄養講習は行われていたが、調理の実践は今回が初めてとなる
参加したのは若手選手5名、西舘勇陽投手(23)、京本真投手(21)、花田侑樹投手(22)、笹原操希内野手(21)、宮原駿介投手(23)に加え、女子チームの選手たちもこのイベントに参加した
講習は駒沢女子大学の調理室で行われ、参加者は6品の料理を作成
特に注目を集めたのは西舘投手で、彼は包丁を使う姿が初々しく、時折ぎこちない動きも見られた
西舘投手は「高校、大学とずっと寮生活だったため、料理は久しぶりです」と話し、慎重にキャベツを切る様子が印象的だった
「だし巻き卵」にも挑戦した西舘選手は、菜箸を使ってうまく巻くことに成功し、「慣れていない割にはうまくできたので70点くらい」と笑顔を見せた
彼は来季も退寮の予定があり、「周りからはいろいろ言われていますが、これからの1人暮らしに向けてしっかり考えなければならない」と気持ちを新たにした
西舘選手は調理で得た栄養の知識を活かし、今後もっと料理を勉強したいと意気込んでいることが伺える
若手選手たちにとっては、生活面での自立を促す大切なステップとなるイベントだった
今回の調理講習会は、選手たちが自立した生活に向けて必要なスキルを身に付ける重要な機会でした。多くの選手が料理経験が少ない中で、チームとして一緒に学ぶ姿勢が見られ、協力し合う雰囲気が印象的でした。今後、若手選手たちがこの経験を活かして成長していくことに期待が寄せられています。
キーワード解説
- 調理講習会とは?:料理を作る技術を学ぶための講習で、食材の扱い方や栄養の知識も教わる。
- だし巻き卵とは?:日本の伝統的な料理で、卵をだしと混ぜて焼き上げ、ふんわりとした食感が特徴。
- 栄養講習とは?:健康な食生活を送るために必要な栄養について学ぶ講義。

