田中選手は現役ドラフトで移籍した今季、自己最多の62試合に登板し、その活躍は注目されている
来季は妻のサポートを受けながら、強力なブルペン陣を支える存在となることを誓った
プロ8年目を迎えた田中選手は、経験したことのない疲労感を抱えつつも、フルシーズンを戦い抜くことができた背後には、妻の献身的な支えがあった
「中学時代からの友達」として関係を育んできた彼女とのパートナーシップに感謝し、「お互い助け合う関係を築いていきたい」と理想の夫婦像を思い描いている
今季、田中選手はリーグ3位タイの62試合に登板し、1勝3敗36ホールド、防御率2.13という記録を残した
これは、リリーフ投手としての役割を果たし、8回の大勢、9回のマルティネスに繋ぐ重要な役目を担ったことが大きな要因だ
必殺シュートを武器とする彼のピッチングは、チームにとって欠かせない存在となった
この結婚を機に、田中選手はさらに成長を遂げる決意を示している
「他人のために頑張れるという感情が妻に対して初めて芽生えた
この気持ちを大切にしていきたい」
さらに、妻が手作りした韓国料理に対する愛着も語り、「ポッサムとスンドゥブが特においしい」と笑顔を浮かべた
登板を控えるときには、「ここぞという時は特にお願いしてました」と明かしている
今年は現役ドラフトで巨人に移籍した田中選手にとって、来季は家族のためのシーズンとなる
彼は「2年連続で良い成績を残すことが野球選手として重要」とし、自らの真価を問われる移籍2年目に心強い存在を得た
- 田中瑛斗（たなか・えいと）
- 1999年（平11）7月13日生まれ、大分県出身の26歳
高校時代は甲子園出場なし
2017年ドラフト3位で日本ハムに入団
2022年7月7日のロッテ戦でプロ初勝利を収め、2024年に現役ドラフトで巨人に移籍
身長1メートル84、体重84キロ、右投げ左打ち
キーワード解説
- 現役ドラフトとは？：プロ野球において、選手が他球団に移籍する際に行われる制度で、新たに選手を獲得する手段として利用される。
- ブルペンとは？：投手の控えを行うグループで、試合中に投げる準備をする投手が集まる場所を指す。
- ホールドとは？：リリーフ投手が、試合の展開に応じてリードを保ちながら試合を続けていく重要な役割を果たした場合に与えられる記録。
