西武、DeNAから桑原将志を獲得し打線強化を図る

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埼玉西武ライオンズは25日、横浜DeNAベイスターズから海外フリーエージェント(FA)権を行使した桑原将志外野手(32)との契約合意を電撃発表しました

桑原選手は昨年の日本シリーズで5試合連続打点の新記録を樹立し、MVPに輝いた「ガッツマン」として知られています

西武は打線強化を急務としており、7年ぶりのリーグ優勝と18年ぶりの日本一を目指し、積極的な補強に動いています

桑原選手との接触は、交渉解禁日である13日に行われ、その後も水面下で連絡を取り続けていました

入団の意志を受けた広池浩司球団本部長は、「うれしい」と語り、桑原選手の持つ勝利への執念や、ガッツあるプレーがチームにとって必要であると強調しました

DeNAが桑原選手の残留を認める中、西武側の熱意が伝わり、複数年契約が見込まれています

また、桑原選手が日本代表としてセンターラインを組む源田との親交も、獲得に向けた一因とされています

今季の西武は、リーグワーストの打率.232、得点410に終わり、打線の強化が急務でした

今季106試合で、桑原選手は打率.284、6本塁打、27打点を記録しました

さらに、桑原選手は17年と23年にゴールデングラブ賞を受賞しており、守備力も魅力的です

中堅ポジションには26歳の西川選手が台頭していますが、桑原選手は両翼でも出場する意向を示しました

しかし、中堅には強いこだわりを持っています

広池本部長は、近年の成績低迷を受けて「競争がキーワード」と語り、補強の方針を説明しました

今回の補強は、16年2月の木村昇吾以来、西武では4人目のFA選手獲得となります

今季年俸1億2000万円の桑原選手は補償の必要なBランクと見られますが、西武はその獲得に踏み切りました

同時に、日本ハムからFA宣言した内野手の石井選手との交渉も続けており、リーグ制覇に本気を見せています

西武ライオンズが桑原将志選手を獲得した背景には、打線を強化したいというチームの思いが伺えます。桑原選手は実績豊富で、若手選手とも良好な関係を築いていることから、チームにプラスの影響を与えることが期待されます。今後のリーグ戦において、桑原選手がどのような活躍を見せるのか、非常に楽しみです。
キーワード解説

  • フリーエージェント(FA)とは?選手が所属しているチームに対して自由に交渉できる権利のことです。
  • ゴールデングラブ賞とは?野球において守備が特に優れている選手に贈られる賞です。
  • 打線とは?チームの攻撃を担う打者のことを指し、得点を挙げるためにコンビネーションを取ることが重要です。
  • ポスティングシステムとは?日本のプロ野球選手がメジャーリーグに移籍する際に使用される制度のことです。

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