広島の栗林良吏、契約更改で1億8000万円にサインし、先発転向を目指す

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広島東洋カープに所属する投手、栗林良吏選手(29)が、2025年11月26日にマツダスタジアムで契約更改を行い、2000万円増の1億8000万円で新たに契約を結びました

この金額は推定であり、栗林選手はプロ入りから5年連続で年俸が増額されることに驚きを隠せませんでした

今季の成績と運用の変化

栗林選手は今シーズン、初めて開幕時に抑えとしての役割を担いましたが、その後は登板場面を問わない活躍を見せました

最終的には55試合に登板し、1勝1敗、23ホールド、10セーブという成績を記録しています

ホールドは、試合の中で勝利投手が獲得する可能性が高い場面で登板し、チームを勝利に導いた証であり、栗林選手の重要な役割を示しています

怪我からの復帰

栗林選手は昨年10月に右肘クリーニング手術を受け、その影響を受けながらも、開幕から抑えとしての役割を果たしました

しかし、開幕直後は不調に陥り、防御率が7.56と厳しいスタートとなりました

とはいえ、シーズン途中には配置転換され、徐々に安定感を取り戻し、チームの勝ちパターンを支えるなど貴重な存在となりました

来シーズンへの意気込み

栗林選手は来季から先発投手に転向することが決まっており、そのために先発仕様の体作りを進めています

「不安な気持ちが一番強いですが、この不安があるからこそ前向きに取り組めています」と語り、意気込みを見せました

彼は今後も広島を拠点にトレーニングを続け、2月1日から始まる先発ローテーション争いに備える構えです

栗林選手は怪我から復帰し、今年もチームに重要な貢献をしてきましたが、新たに先発転向に挑戦する姿は期待感を抱かせます。彼がどのように進化していくのか、今後のトレーニングに注目が集まります。
キーワード解説

  • ホールドとは?:ホールドとは、投手が試合を勝利に導くために、相手を得点させずに試合を進める役割を果たした時に記録される統計の一つです。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が投げたイニングを基に、与えた自責点の数を計算したもので、投手の成績を示す重要な指標です。

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