井上投手は、室内ブルペンで捕手を座らせた状態で、カーブ、フォーク、ツーシームといった多様な球種を用いて42球を投げ込み、回復の兆しを見せた
投球内容の進捗
井上投手は、「問題なく投げられている気温などにもよりますが、次回は球数を増やし、投球の強度も上げられたら」とコメントした
これにより、今後の練習でのさらなる進展が期待される
昨季の成績振り返り
昨シーズンは8勝を挙げ、投手としてブレイクを果たした井上投手だが、今季は20登板で4勝8敗、防御率は3.70に留まった9月には登録が抹消され、その後は痛みの影響で実戦復帰が果たせなかった
そのため、今回の自主練習は来季に向けての重要なステップとなる
復帰に向けた目標設定
井上投手は、今年中に「球数で言えば70球くらい変化球も交えてシーズン中と同じような出力」を目指すと話しており、復帰に向けた意欲を見せた
これらの目標達成が実現できれば、来季開幕からのフル回転にも期待が持てる
井上温大投手の自主練習は、シーズンを途中で終えた彼にとって重要な回復の過程です。過去の成績や故障の影響から、来季への期待が高まります。自身の目標を持ち、着実にステップを進めている姿勢は、他の選手にも刺激を与えるでしょう。
キーワード解説
- 自主練習とは?:選手が自らトレーニングを行うことを指し、通常はコーチやチームメイトが不在の中で行われる。
- ブルペンとは?:投手が実際の試合で投げる前に行う練習用の投球練習場のこと。
- 防御率とは?:投手が与えた四球や失点から計算された指標で、投手の成績を示す重要な要素。

