ロッテ・西川史礁がパ・リーグ最優秀新人賞を受賞

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇26日、「NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD」(東京都内) ロッテの西川史礁外野手がパ・リーグの最優秀新人賞(新人王)に輝いた

彼は日本ハムの達孝太投手、楽天の宗山塁内野手、西武の渡辺聖弥内野手らを押しのけ、その栄誉を手にした

ロッテからの受賞者は2014年の石川歩投手以来、11年ぶりに9人目となる

苦しい初年度を乗り越えて

西川選手は、今シーズンのスタート時に多くの苦難に直面し、「野球をするのが嫌になるくらい本当に追い込まれていた」と振り返った

彼は龍谷大平安高から青山学院大学を経て、ドラフト1位でロッテに入団

1年目の今季は開幕から1軍のメンバーに名を連ねたが、シーズンの前半には2度の選手登録抹消の経験を持つ

打撃フォームの見直しと成長

その後、彼はファームで当初は2軍監督だったサブロー監督から指導を受け、打撃フォームの改造に挑戦

西川選手は「いろいろなアドバイスをいただきながら試行錯誤した結果、最終的には成績を残すことができた」と語り、監督の存在が大きかったことを強調した

レギュラーとしての活躍

立ち直った西川選手はその後、レギュラーに定着

シーズンでは108試合に出場し、打率は2割8分1厘、3本塁打、37打点という成績を残し、規定打席にも達した

未来への意気込み
今回の受賞が今後の活躍の弾みになることは間違いなく、「打撃では近い将来は首位打者を目指したい

」と意気込む西川選手

さらには「打率は3割以上を狙いたい

ホームランも最低2桁を記録したい」と目標を掲げ、「基礎から見直し、自然とホームランになるスイングを身に付けたい」と語った

なお、セ・リーグではヤクルトの荘司宏太投手が受賞した

西川選手の受賞は、彼の努力と成長の証と言えます。特に新人としての苦しみを乗り越え、チームの主力選手として定着したことが評価されるポイントです。今後の彼の活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説

  • 最優秀新人賞とは?プロ野球選手の中で、特に優れた新人に与えられる賞で、その年の新人選手の活躍を評価するものです。
  • 打率とは?打席に立ってヒットを打つ確率を示す数値で、プロ野球では非常に重要な成績の一つとして考えられています。
  • 規定打席とは?シーズン中に一定の打席数(プロ野球では通常は143打席)に達することで、選手の成績が正式に評価できる基準のことです。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。