2025年プロ野球アワーズ、佐藤輝明とモイネロがMVPを受賞

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2025年11月26日、東京都内での「NPB AWARDS(アワーズ)」において、プロ野球の今季の最優秀選手(MVP)が発表されました

セ・リーグでは阪神タイガースの佐藤輝明内野手(26)が、パ・リーグではリバン・モイネロ投手(29)がそれぞれ選出され、共に初の受賞を果たしました

佐藤選手は、40本塁打と102打点という圧倒的な成績を残し、チームの2年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献しました

阪神の野手としては、2005年の金本知憲以来20年ぶりのMVP受賞となります

一方、モイネロ投手は2年連続で最優秀防御率のタイトルを獲得し、自己最多の12勝を挙げてチームの連覇に寄与しました

また、新人王には、セ・リーグからヤクルトの荘司宏太投手(25)、パ・リーグからロッテの西川史礁外野手(22)が選ばれました

これらの受賞者は、プロ野球取材歴5年以上の記者による投票によって決定されました

荘司宏太選手の輝かしい成績と意気込み

ヤクルトから新たに新人王のタイトルを受賞した荘司は、「自分に自信があり、活躍するんだという気持ちでプロに入った」とコメントし、この日のために特別に準備したスーツで登壇しました

荘司は、昨年のドラフト3位指名でセガサミーから入団し、25歳の中継ぎ左腕として45試合に登板し、2勝1敗、28ホールド、防御率1.05という成績を残しました

特に注目されたのは、その独特な投球フォームと、ピンチの時でも冷静な表情を保つマウンドさばきです

荘司は自身の印象に残る試合として、「抑えた試合よりも、唯一の黒星を喫した巨人戦の試合」を挙げ、反省の意を示しました

来季は社会人時代にも経験した抑えのポジションを狙う意向を示し、「平均球速のアップと四死球を減らし、セーブ王としてこの場に戻ってきたい」と決意を語りました

2025年のプロ野球アワーズでは、阪神の佐藤輝明選手とリバン・モイネロ選手が受賞したMVPを取得し、それぞれの活躍を称えるものでした。特に荘司宏太選手の新人王受賞は、将来への期待を呼ぶものであり、今後の活躍に注目です。
キーワード解説

  • MVPとは?最優秀選手を意味し、各リーグで最も優れた選手に贈られる賞です。
  • 新人王とは?プロ野球において初めてのシーズンを終えた選手に贈られる賞です。
  • 防御率とは?投手がどれだけ失点を抑えたかを示す指標で、低いほど優れた成績を表します。
  • ホールドとは?中継ぎ投手が試合をリードした状態で登板し、試合を勝利に導いた場合に得られる称号です。

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