ロッテ西川、パ・リーグ最優秀新人賞を受賞! 苦難を乗り越えての快挙

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
<NPB AWARDS 2025 supported by リポビタンD>◇26日◇グランドプリンスホテル新高輪千葉ロッテマリーンズの外野手、西川史礁(にしかわ・みしょう)選手(22)が、2025年のパ・リーグ最優秀新人賞を獲得しました

この賞は、若手選手の中で特に優れた成績を収めた選手に与えられるものです

ロッテにとっては、14年の石川歩選手以来11年ぶりの受賞となり、外野手としては初めての快挙です

西川選手は、受賞の喜びを「それを取るためにキャンプからずっとやってきた

素直にうれしい気持ちでいっぱい」と語り、練習の成果が実を結んだことを嬉しそうに振り返りました

プロへの道のりと成績

開幕から西川選手はチームの大卒新人として28年ぶりに開幕スタメンを勝ち取ると、プロ初安打や打点を記録しました

しかし、未経験の不調も見られ、19打席で無安打のスランプに陥ります

4月12日には一時、登録が抹消されるなど苦難の日々が続きました

その後、5月16日の試合ではチームが0封負けを喫した中、西川選手も4打数無安打で、悔し涙を流しましたが、2日後には延長12回に代打でサヨナラ打を放ち、歓喜の中心となりました

この瞬間こそが、彼の今季を象徴する出来事の一つです

最終成績

シーズンを通じて西川選手は108試合に出場し、417打数117安打、37打点をマークしました

打率は2割8分1厘で、2塁打数はリーグトップの27本を記録し、持ち味を発揮しました

このような成績は、野球での「規定打席」と呼ばれる、一定数以上の打席に立つ条件をクリアすることによっても示されます

オフには阪神の森下選手に弟子入りし、基礎から見つめ直す取り組みも行っています

また、今月18日には結婚を発表し、新たなスタートを切っています

「近い将来は首位打者を目指す」と強い意気込みを見せており、さらなる成長を遂げて次のシーズンに臨むことでしょう

選手プロフィール

名前
西川史礁(にしかわ・みしょう)
生年月日
2003年3月25日(22歳)
出身地
和歌山県
経歴
龍谷大平安、青山学院大学を経て、2024年ドラフト1位でロッテ入団
推定年俸
1600万円
身長/体重
182cm / 88kg
投打
右投げ右打ち
西川選手の受賞は、彼自身の努力の結晶だけでなく、チーム全体にとっても大きな励みとなるでしょう。特に、自身のスランプから立ち直る姿勢がファンの心を掴む要因となり、今後の活躍が期待されます。新婚生活をスタートさせ、さらなる向上心を持つ西川選手は、今後のプロ野球界を盛り上げる存在になると考えられます。
キーワード解説

  • 最優秀新人賞とは?若手選手の中で特に優れた成績を残した訪問者に与えられる特別なタイトルです。
  • 規定打席とは?シーズン中に各選手が一定数以上の打席に立つことを求められる条件を指します。これに達することで、選手の打撃成績が正確に評価されます。
  • サヨナラ打とは?試合の最終回で、しばしば同点や敗北の危機にある状況で、打者がヒットを打ち、チームが勝利するポイントを挙げることを指します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。