今季は主に守備固め要員としての役割を担い、62試合に出場
27打席と少なかったが、打率3割8厘、OPS(出塁率と長打率の合算値)・833という成績を記録した
神里選手は、「成績だけ見たらここ数年では良い方だと思うが、内容には納得していない
もっと成績を伸ばせたのではないかという思いがある」と振り返り、自己評価の厳しさを見せた
さらに神里選手は、今季国内FA権を初めて取得したものの、残留を選んだ理由を「ベイスターズで優勝したいという気持ちが一番強い」と語った
また、新監督の相川氏が就任したタイミングで再びレギュラーとしてのチャンスがあると捉えている
この積極的な姿勢から、来季の活躍が期待される
対照的に、今季中堅で97試合にスタメン出場した桑原将志(32)は、FA権を行使し埼玉西武ライオンズとの契約合意を果たした
神里選手は桑原選手の移籍について「彼が抜けるのはチームにとって痛いが、私にとってはチャンスでもある」と話し、センターポジションの獲得に向けた強い決意を示した
神里選手の契約更改と意欲的な発言からは、今後のベイスターズの戦力としての期待が膨らみます。特に、桑原選手の移籍によってチャンスを得ることは、チームにとっても神里選手にとっても新たな可能性を秘めています。来季の活躍が楽しみです。
キーワード解説
- 契約更改とは?選手が所属する球団と新たな契約内容を決定するプロセスのことを指します。
- FA権とは?フリーエージェント権の略で、選手が他球団と契約できる権利のことです。
- OPSとは?出塁率と長打率を足し合わせた指標で、選手の攻撃力を示す重要な成績の一つです。

