原口文仁氏、引退後も続ける社会貢献活動に意欲を示す

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今季限りで現役引退を発表した前阪神の原口文仁氏(33)が、神戸市の医療ケア施設「チャイルド・ケモ・ハウス」を訪問し、子供たちと交流を深めた

彼は30万円を寄付し、現役時代に受けた声援に対する感謝の気持ちを伝えた

原口氏は語る

「社会貢献活動が野球をするうえでのモチベーションの一つになっていました

“だからこそ1軍で頑張るぞ”と思ってやっていました

今年もこの施設に来ることができて良かったです」

この言葉には、プロ野球選手としての使命感と子どもたちへの思いが込められている

原口氏は2019年1月に大腸がんの手術を受けた後、同年11月に初めてこの施設を訪れ、以来毎年、シーズンの成績に応じて寄付を行ってきた

彼のプロ野球人生は16年間に及び、この期間中も社会貢献活動、特に子どもたちへの支援に情熱を注いできた

引退後も原口氏は社会貢献活動を続ける意向を示し、「これで終わりではありません

続けることに意味があると思っています

野球界だけでなく、いろいろな形で恩返ししていきたい

また、タイミングを見て、ここにも来たいと思っています」と述べた

彼は、自身が大病を克服したことを背景に、講演会を通じて自身の経験を伝える活動を行う予定であり、講演会の回数に応じた寄付も決定した

現役選手として数多くのファンを魅了してきた原口氏は、ユニフォームを脱いだ後も強い意志で社会貢献を続け、児童たちの未来をサポートする姿勢を見せている

原口文仁氏の活動は、プロスポーツ選手も社会の一員として貢献する重要性を示している。彼の取り組みは、他の選手たちにも感化を与え、志の共有を生むきっかけになるかもしれません。
キーワード解説

  • 社会貢献活動とは?様々な形でコミュニティに貢献し、人々の生活の質を向上させる活動で、特に支援が必要な人々に手を差し伸べることが大切です。
  • 大腸がんとは?大腸の内壁にできるがんのことで、成人に多く見られ、早期発見・早期治療が重要です。

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