巨人・門脇誠、今季は自己最少の81試合出場で定位置争いに挑む

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東京・稲城市のジャイアンツタウンスタジアムで24日、全国の特別支援学校に通う知的障がいのある球児との交流イベントに参加した巨人の内野手、門脇誠選手が今季を振り返り、昨季とは異なり自己最少の81試合出場にとどまったことについて語りました

昨季からの苦境

門脇選手は、昨季2年間守ってきた遊撃のレギュラーを、若手内野手の泉口友汰選手に奪われ、自身の成績が低迷したことが影響しています

今季の出場試合数が81試合で、打率は.223、安打数は35本、さらに6盗塁を記録しましたが、これらはすべて自己ワーストの数字となりました

過去の成功と現在の挑戦

門脇選手は2022年のドラフト4位で創価大から巨人に入団し、1年目の2023年には126試合に出場し、打率.263を記録

さらに、11月のアジアプロ野球チャンピオンシップでは侍ジャパンに選出され、打率.400の成績を残し、MVPに輝くなど、華々しい活躍を見せていました

しかし、今季序盤からは苦しい状況に陥り、打撃不振が続いた結果、出場機会が減ることとなりました

来季への意気込み

9月には右臀部を故障し、戦線を離脱した門脇選手は「怪我で離脱した段階から、リハビリに励んでおり、来季の開幕には万全の状態で臨みたい」と語りました

また、チームメイトにも変化があり、吉川尚輝選手が手術を受け、岡本和真選手はメジャー挑戦を考えているため、来季の内野のポジション争いはますます激化すると予想されます

24歳の若手は「春からのアピールが重要になる」と、自らの立場を確立するための意気込みを示しています

今回の門脇誠選手の発言からは、選手としての成長と自己反省が感じられます。特に怪我からの復帰に対する意気込みは、来季への強い姿勢を示しています。若手選手との競争が激化する中、自らの役割を再確認し、奮闘する姿勢が印象的です。
キーワード解説

  • 内野手とは?:野球において、内野手は野球場の内野(サード、ショート、セカンド、ファーストの位置)を守る選手のことを指します。
  • 遊撃手とは?:遊撃手は内野手の一ポジションで、主にセカンドとサードの間を守り、外野手へもボールを投げる役割があります。
  • 打率とは?:打率は、選手がヒットを打つ確率を示す指標で、総打数に対する安打数の割合で計算されます。
  • 侍ジャパンとは?:侍ジャパンは、日本の野球代表チームであり、国際大会で日本を代表して戦います。
  • MVPとは?:Most Valuable Playerの略で、大会やリーグで最も価値のある選手に贈られる賞のことです。

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