伊藤投手は今季27試合に登板し、14勝8敗という成績を収め、さらには防御率2.52、195奪三振という数字も記録
今シーズンも2年連続で最多勝タイトルを獲得し、自己初の最多奪三振、ゴールデン・グラブ賞、そして沢村賞と豪華な受賞歴を持つ
受賞に対する喜びと意欲
沢村賞の受賞について伊藤投手は、「凄く嬉しい普通の賞も重いですが、沢村賞はもっと重い」とその思いを語った
また、今季の最多勝を単独で狙っていたのかと尋ねられると、「いえ、同じ最多勝なので嬉しいですが」と modest な返答をしつつも、「自分の中では15勝を超えることが壁だと思うので、それを越えてもう一度受賞したい」とさらなる成長を誓った
来季の基準緩和とその影響
来季からは沢村賞の選考基準が変更され、200イニングから180イニング、10完投から8完投に緩和されるしかし、伊藤投手は「先発投手として優勝に必要な数字を考えた時に、（沢村賞の）基準値はマストかなと思う」と、緩和後も高い目標を掲げている様子を見せた
トロフィーへの想い
沢村賞のトロフィーについて伊藤選手は、「実家は（置くところが無くて）あふれ返ってきている」と笑いを交えて打ち明け、自身の地元である鹿部町に「ヒロミ館」のような場所を作りたいという熱い夢を語った伊藤選手の沢村賞受賞は、彼のこれまでの努力と才能を証明する大きな成果です。今後の活躍が期待される中で、彼がさらなる目標を掲げる姿勢には、ファンとしても応援したくなる思いがある。リーダーシップを持った選手が多い日本ハムファイターズの中心選手として、次のシーズンの活躍にも目が離せない。
キーワード解説
- 沢村賞とは？: 沢村賞は日本のプロ野球で、特に優れた成績を残した先発投手に贈られる賞です。1972年から創設され、その受賞には厳しい基準が設けられており、ピッチングの質を評価する重要な指標となっています。
- 最多勝とは？: 最多勝は、シーズン中に最も多くの勝ち星を挙げた投手に贈られるタイトルです。このタイトルは投手の実力を直接的に示すものとされています。
- 奪三振とは？: 奪三振は、投手が打者を三振に打ち取り、アウトにすることを指します。その数が多いほど、投手の能力が高いことを示唆します。
- ゴールデン・グラブ賞とは？: ゴールデン・グラブ賞は、守備の優れた選手に贈られる賞です。守備面での貢献が認められる選手にとって名誉ある受賞です。
