この現役ドラフト制度は、各球団が2人以上の対象選手を選出し、他球団から必ず1人以上を指名する仕組みで、選手の移籍を活性化し、出場機会が少ない選手の新たなチャンスを創出することを目的としている
今回は、特に注目したい横浜DeNAベイスターズの選手、松本凌人選手について紹介する
松本凌人選手のプロフィール
| 投打 | 身長 | 体重 | 生年月日 | 経歴 |
|---|---|---|---|---|
| 右投右打 | 185cm | 92kg | 2001年12月5日 | 神戸国際大付高 - 名城大 2023年ドラフト2位(横浜DeNA) |
名城大学では1年秋からリーグ戦に登板し、全国大会にも3度出場した実績を持つ
彼の最大の武器は、最速153キロを誇る本格派のサイドスローであり、このスタイルは彼を非常に注目される存在に仕立て上げている
しかし、プロ入りしたルーキーイヤーでは、リリーフとして開幕一軍スタートしたものの、一軍定着には至らず、結果的に10試合で防御率5.91という成績に終わった
プロ2年目の今季は、さらに登板数を減らし、わずか4試合の一軍登板で防御率7.36という低調な結果であった
ファームでは49試合に登板し、2勝2敗、防御率4.36とこれまた目立つ成績を残せなかったが、彼の持つポテンシャルは非常に高く、現役ドラフトにおいて多くの球団から注目されることが予想される
松本凌人選手は、注目の若手選手でありながら、プロ入り以降思うような成績を残せていません。現役ドラフトを経て、新たなチャンスを得ることで彼の潜在能力を発揮できるのではないかと期待されます。才能ある選手だけに、周囲のサポートも重要です。
キーワード解説
- 現役ドラフトとは? – プロ野球選手の移籍のために行われるもので、各球団が他球団の選手を指名し、その選手の新しいチームを決定する制度です。
- リリーフとは? – 試合の途中から登板することが多い投手のことを指します。この役割は試合の流れを変えるために重要です。
- 防御率とは? – 投手の成績を表す指標で、何回投げたかに対して得点をどれだけ許したのかを示します。低いほど良い成績とされます。
- ポテンシャルとは? – 選手の将来的な能力や成長の可能性を指します。才能や技術の成長が期待されることを意味します。

