辰己選手は、チームカラーのクリムゾンレッドに近いえんじ色のスーツを着用して出席しましたが、昨年の派手なゴールドの衣装とは一転、シックで落ち着いたルックスで登場しました
今年はパ・リーグの選手たちが、周東佑京選手(29、ソフトバンク)に続いて辰己選手がステージに現れました
辰己選手は、2018年のドラフトで1位指名を受けて入団し、昨年は守備と打撃の両方で大きな活躍を見せました
特に、158安打を記録し、最多安打のタイトルを手に入れたことが注目されます
また、NPB歴代最高の刺殺数を、新記録となる397で76年ぶりに更新しました
その結果、ベストナインにも選出されました
昨年のNPBアワーズでは、辰己選手は伝統的な紋付き袴と髷の姿で登壇し、ベストナインでは鎧武者姿で観客を盛り上げました
その際には、スパンコールのタキシードを身にまとい、髪の毛と顔を金色に塗るというロマンチックな演出も行いました
過去にも、ゴールドのジャケット(2022年)や純白のスーツ(2023年)を着用し、注目を集めてきました
今シーズンは114試合に出場し、88安打、打率.240、7本塁打、32打点と、打撃でのパフォーマンスは期待外れな面も見られましたが、守備においては依然として卓越した技術を持ち続け、連続受賞に導きました
「5年連続で選出いただき、支えてくださった全ての皆さまに感謝申し上げます
この賞を誇りに思い、自分の道を信じて、チームや野球界に貢献できる選手でありたい」とコメントを残しました
また、彼は国内FA権を行使しており、今オフの去就についても注目が集まります
今回のゴールデン・グラブ賞の表彰式では、辰己選手のさらなる成長が期待されます。これまでの成績でもわかる通り、守備力の高さには驚かされますが、今後は打撃面でも力を入れてほしいと思います。また、国内FA権を行使することで、次のステップへの挑戦がどのように展開されるのか、ファンとしても興味津々です。
キーワード解説
- ゴールデン・グラブ賞とは?
- 刺殺数とは?
- ベストナインとは?
- FA権とは?

