中日・清水達也投手、ポーカーフェイスの秘密を語る

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1月19日に放送された中日ドラゴンズの情報番組『サンデードラゴンズ』で、清水達也投手が自身の野球に対するスタイルについて言及しました

ファンからの「いつもポーカーフェイスですが、ガッツポーズが出そうな時はありますか?」という問いに対し、清水投手は「感情の出し方がわからない」と苦笑い

彼の淡々としたプレイスタイルの背景には、高校3年生の夏の経験があるという

淡々としたスタイルの起源

この気になる回答に、キャスターの三浦優奈は「大野投手のように感情を出してほしい」と話し、ノーヒットノーランを達成した大野雄大投手が感情を表に出す様子を引き合いに出しました

清水投手のポーカーフェイスの根源は、高校時代に遡ります

青春時代の教訓

清水選手は当時、花咲徳栄高校に在籍しており、最後の甲子園出場を賭けた試合で、9回のマウンドに立ちました

彼はアウトを一つ取るたびに喜びを表現し、ついには甲子園出場を決めた瞬間には感情を爆発させました

しかし、この喜びが後に彼の心に影響を与えることになりました

監督からの教え

翌日、監督の岩井隆からの呼び出しがあり、感情を見せることが相手に隙を与えると指摘されました

監督は、感情を押し殺すことなく、剣道をひき合いに出し、野球でも同じ態度を求められたことが、清水選手のスタイルの形成につながったといいます

以降、甲子園での試合中も感情を抑え、冷静にプレーを続けました

冷静沈着な心が勝利を生む

決勝まで進んだ清水投手は、試合後に初めて感情を出し喜びを表現

おそらくその淡々とした姿勢が、高校野球日本一への道を開いた一因だったのでしょう

清水達也投手のポーカーフェイスには、監督からの教訓が深く関わっていました。高校時代に経験したことが、現在の彼のプレースタイルを形作っているのです。感情を少なくすると、試合中の集中力が維持でき、冷静に判断する力が育まれるかもしれません。このようなアプローチは、プロスポーツ界でも評価される要素の一つです。
キーワード解説

  • ポーカーフェイスとは?:感情を表に出さず、冷静な態度を保つことを指します。スポーツ選手にとっては、プレッシャーの中で冷静さを維持するための重要な要素です。
  • ガッツポーズとは?:勝利や成功を喜ぶために手を上げたりする動作のことです。特にスポーツでは勝負を決めた瞬間に見せることが多いです。
  • ノーヒットノーランとは?:ピッチャーが試合中に相手チームにヒットを許さず、出塁もさせない偉業を指します。非常に珍しい成績です。

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