ソフトバンク・牧原大成選手が初のゴールデングラブ賞受賞

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2025年11月27日、東京のホテルにて「第54回三井ゴールデン・グラブ賞」の表彰式が開催され、パ・リーグの二塁手部門において、福岡ソフトバンクホークスの牧原大成内野手が初受賞を果たしました

この賞は、各ポジションでの守備力の優れた選手に贈られるもので、選手の貢献が称賛される重要なアワードです

受賞後、牧原選手は「一番欲しかった賞なので、うれしいです」と満面の笑みを浮かべました

元々、内外野の複数ポジションをこなすユーティリティープレーヤーとしての実績を持つ牧原選手ですが、「セカンドで取ることが絶対の目標だった」と語り、主に守ったポジションでの受賞に対する思い入れを強調しました

今年度のシーズンについては、小久保監督からも来季に向けた起用法が伝えられており、「今年のような感じで、メインはセカンドで

『何かあったときに外野も考えておいてくれ』という感じでした」と明かしました

これにより、今後もセカンドを主戦場にしつつ、状況に応じて外野にも対応できる体制が整えられることが伺えます

牧原選手は2010年に育成ドラフト5位で入団し、このたび二塁手部門で育成ドラフト出身者として初めてゴールデングラブ賞を手にする快挙を達成しました

また、同期入団選手には柳田選手、千賀選手(メッツ)、甲斐選手(巨人)などがいますが、牧原選手は「連絡はしていません

普通に相手から来るものだと思います」とニヤリと冗談を交えました

最後に、初めて手にした金色のグラブに対しては、「自主トレで使おうかな

グラブコレクターとしては、使わないとダメ」と自身のこだわりを示しました

これからの活躍が期待される牧原選手の活躍から目が離せません

牧原選手の初受賞は、育成ドラフト出身者としての励みになる出来事です。今後も守備やパフォーマンスに注目し、さらなる活躍を期待したいです。特にセカンドを主戦場にしながら外野にも対応する柔軟性は、チームにとって大きな武器となるでしょう。
キーワード解説

  • ゴールデングラブ賞とは? プロ野球における守備の名手を表彰するもので、各ポジションでその年最も優れた守備をした選手に贈られます。
  • ユーティリティープレーヤーとは? 複数のポジションをこなせる選手のことで、試合の状況に応じて必要なポジションに適応できる能力を持ちます。
  • 育成ドラフトとは? 通常のドラフトとは異なり、育成選手として契約するための特別なドラフト制度で、若手選手がプロ野球選手としての道を切り開くための機会を提供します。

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