今シーズン、船迫投手は自己最多の57試合に登板したが、8本のホームランを喫し、自己評価については「今シーズンは自分にとって一番苦しいシーズンだった」と振り返った
シーズンの振り返りと課題
彼は今シーズン、1軍でのフル帯同を果たし、2勝3敗、防御率2.81と安定した成績を残すも、特にホームラン被弾の多さには苦しんだ「ツーシームやシュート系のボールを増やした結果、奪三振率は昨年の5.45から8.06に向上した
しかし、甘く入った球を打たれてしまったのは痛恨だった」と反省の弁を述べた
来季に向けた目標
来季について、船迫投手は「勝ちパターンでの登板を目指し、日本一に貢献したい理想は最優秀中継ぎを狙っていきたい」と意気込みを語った
特に細かいコントロールを磨く必要があるとし、「そこをしっかり強化していきたい」と決意を新たにした
船迫投手の契約更改は、彼の今シーズンの成績や努力を反映したものである。彼自身が感じる課題を明確にし、次のシーズンに向けて改善点を指摘する姿勢には、プロとしての意識の高さが感じられる。特に「理想は最優秀中継ぎ」と語る彼の目標からは、日本一への強い思いが伝わる。将来の飛躍が期待される。
キーワード解説
- ツーシームとは？ ツーシームは、ボールがふわっと沈むように投げられるピッチで、バッターにとって打ちにくい投球です。
- シュートとは？ シュートは、ボールが横に曲がるように投げられるタイプの投球で、打者の読みを外すのに効果的です。
- 奪三振率とは？ 奪三振率は、投手が何回の打席で三振を取ったかを示す指標で、投手の力量を測る重要な指標の一つです。
