各チームが一致団結して勝利を目指す一方で、真剣勝負だからこそ同僚との間で軋轢が生じることも少なからず存在する
今回は、同じチーム内で内紛が騒がれてしまったケースを取り上げたい
大野雄大・朝倉健太の経歴
現役でプレーする中日ドラゴンズの大野雄大と、現役時代に2桁勝利を四度達成した朝倉健太は、選手とコーチの関係で衝突した過去がある大野は京都外大西高から佛教大を経て、2010年のドラフト1位で中日に入団
2013年から3年連続で2桁勝利をマークしたものの、2016年からはやや不振に苦しんでいた
一方の朝倉は2015年で現役を引退し、2016年から中日の投手コーチに就任
若手の指導にあたっていた
衝突の発端
2017年の春季キャンプ、大野は朝倉のノックを受けようとしたものの、朝倉がノックを受けさせないという事態に発展通常の練習メニューが免除されたと考えた大野と、免除ではないという朝倉に考えの相違があり、朝倉が罰則メニューを追加した
この1件が衝突の要因になったとされる
事態の収束
しかし、数日後に大野は朝倉のノックを受けており、大騒動までには至らなかった大野雄大選手と朝倉健太コーチの内紛は、単なる意見の食い違いから生じたもので、実際には大きな問題にはならなかったようです。しかし、このような衝突は、選手が真剣に勝利を目指している証でもあり、時にはストレスをもたらすこともあります。プロ野球は厳しい競争の場であるため、選手同士の関係には注意が必要です。
ネットの反応
中日ドラゴンズのエース・大野選手と、かつての投手コーチ・朝倉氏との間に生じた不協和音に関するコメントが注目を集めています
ファンからは、当時のコーチング体制や指導方法に批判が寄せられています
特に、大野選手の成績が低迷した背景には、朝倉コーチとの認識のズレが影響していたのではないかという指摘が目立ちます
2017年キャンプ時にはチーム全体に緊張感が走り、大野選手が折れる形で問題が収束した経緯も語られています
コメントの中には、朝倉コーチが成績に対する責任を果たせなかったことや、大野選手がコーチに対して持っていた感情の複雑さについて触れる意見もあります
ネットコメントを一部抜粋
いやいや、与田が監督になるまで引きずったはずだから。
この事件があった2017年キャンプ時の朝倉は、2年前に現役引退したばかりの35歳。
朝倉さんは投手として一流とは言えなかった。それゆえ超一流である大野さんは、朝倉コーチを見下していたんやろね。
かなり、根深い問題だったでしょ？
これは衝突というよりは朝倉が勝手に怒って攻撃しただけだったような。
キーワード解説
- 衝突とは？ある人同士の間に生じる意見や感情の対立を指します。特にスポーツのようなシビアな環境では、選手同士や選手とコーチ間で意見の食い違いが生じることがあります。
- ノックとは？野球において、守備の練習の一つで、ボールを投げて選手が捕球する練習のことを指します。選手の守備能力を向上させるための重要なもので、選手間の意思疎通が必要になります。
- 罰則メニューとは？練習において、特定の行動に対する罰として追加される練習を指します。これは選手に規律を持たせたり、反省を促す目的があることが多いです。
