広島・坂倉将吾捕手、契約更改で減額合意も反攻を誓う

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広島東洋カープの坂倉将吾選手(27)は、2025年11月27日にマツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、前年より1000万円減となる1億4000万円で合意した

プロ9年目を迎えた坂倉選手にとって、初のダウン査定となったが、彼は「いいシーズンだったとは言えない

異論はない」という厳しい自己評価を示した

今シーズンは、春季キャンプ中の3月に右手中指の骨折を負った影響で開幕が2軍からのスタートとなり、4月下旬に1軍復帰を果たしたものの、104試合での成績は打率238、5本塁打、37打点、盗塁阻止率181という冷え込んだ数字に留まった

坂倉選手は自身の成績に対して「良かったと思えるところがなかった

自分の実力のなさを痛感した」という厳しい言葉を並べ、「すごく苦しかったというのが僕の率直な意見」と心情を語った

また、今秋には3年ぶりに秋季キャンプに参加し、「純粋に野球を楽しくやってうまくなるということだけを思ってやっていました」と、若手選手たちと汗を流してその意気込みを見せた

坂倉選手は、秋の取り組みの一環として打撃の回転をテーマに改革に取り組んでおり、「まだまだ開幕まで時間があるので、オフの取り組みを含めていいものが身に付けば」と意欲を見せている

来シーズンは自身にとって節目となる10年目のシーズンで、順調に行けば国内フリーエージェント(FA)権も取得できる予定だ

来季の目標を尋ねられると、「キャリアハイを目指したい」と意気込んだ

坂倉選手は、「今年1年良くなかったので、そこをやり返したい、巻き返したいというのが一番

野球というスポーツを楽しみながらどんどんうまくなって成長していきたい」と反攻を誓った

背番号31として、チームを引っ張る存在となることが期待されている

坂倉選手の契約更改は、彼の今シーズンのパフォーマンスを反映していると言えます。昨シーズンは苦しい時期が多かったため、自身の成績に対する厳しい評価が見受けられました。選手が自己評価をすることで、より良いパフォーマンスを目指す姿勢は、ファンやチームにとっても期待が高まります。また、彼の目標である「キャリアハイを目指す」という意気込みは、次シーズンのパフォーマンスにどう反映されるか、興味深いところです。
キーワード解説

  • ダウン査定とは?:選手の契約年数や成績により、前年の契約金より減額される査定のことを指します。
  • 盗塁阻止率とは?:捕手がどれだけの割合で盗塁を阻止できるかを示す指標です。数値が高いほど、盗塁を防ぐ能力が高いことを意味します。

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