松本剛が巨人に移籍、背番号は「9」に決定
2025年11月27日、北海道日本ハムファイターズから国内フリーエージェント(FA)権を行使した松本剛選手が、東京都内のホテルで読売ジャイアンツの入団記者会見を行った記者会見の中で松本選手は、新しい背番号として「9」を選択したことを発表し、今後の活躍に対する意気込みを語った
松本選手は2011年にドラフト2位で帝京高から入団し、プロキャリアをスタートさせた
2017年には一軍で115試合に出場し、打率.274で規定打席に到達するなど、プロ入り後の飛躍を遂げた
特に2022年シーズンでは、新庄剛志監督のもとで開幕4番に選ばれ、117試合で打率.347を記録し、首位打者とベストナインを受賞
好打に加えて盗塁や犠打といった小技も得意とし、外野のレギュラーとしてしっかりとした地位を築いた
しかし、今シーズンは66試合で打率.188、0本塁打と成績が低迷
プロ14年間での通算成績は773試合出場、608安打、打率.265、14本塁打、71盗塁、80犠打となっている
松本選手が移籍する巨人は、外野手に課題を抱えている
現状、トレイ・キャベッジがチームの外野手として年間123試合に出場し、17本塁打と51打点を記録しているが、選手層の薄さは否めない
新たに獲得した若手選手や佐々木俊輔、浅野翔吾、岡田悠希らの活躍が期待される中、松本選手の加入はチームにとって重要な意味合いを持つだろう
入団会見で松本選手は、「最初に声をかけていただいた阿部監督から、来季戦力になってほしいと言われたことが強い決め手になった」と移籍の理由を明かした
また、背番号の「9」に対しては、「ジャイアンツファンで育ってきたので、清水(隆行)さん、亀井(善行)さんというイメージがあった」と思いを語り、レギュラーとしての期待に応えたい気持ちを表現した
巨人は今シーズンのリーグ優勝と14年ぶりの日本一を目指しており、昨年の甲斐拓也選手の移籍に続き、2年連続でFA選手を獲得
阿部慎之助監督の3年目にあたり、さらなる補強を進める「球界の盟主」としての一歩を踏み出した松本選手の移籍に、今後の動向が注目される
松本剛選手の巨人移籍は、チームの戦力強化と期待の現れといえます。層が薄くなっている外野陣への即戦力としての期待が強く、松本選手の挑戦がどのように実を結ぶのか、来期が楽しみです。日本のプロ野球に新たな風を吹かせる存在になれるのか注目されています。
キーワード解説
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