ソフトバンク・近藤健介、腰の手術から復帰も移籍後最少の75試合出場
ソフトバンクホークスの外野手である近藤健介選手が、11月28日、みずほPayPayドーム内の球団事務所で契約更改交渉を行い、現状維持の年俸5億5000万円(推定)で来季の契約にサインしました近藤選手は、今季(2025年シーズン)に通算100本塁打、300二塁打を達成しましたが、故障に悩まされ、移籍後最少となる75試合の出場に留まりました
契約更改の会見で近藤選手は、「怪我がありながら出た試合で活躍し、リーグ連覇と日本一に貢献できた」と語りつつ、143試合に出場できなかったことに対し、「申し訳なかった」と反省の弁を述べました
来季に向けて「より頑張らないといけない」と意気込んでいます
今季は開幕直後に腰の手術を受け、その後も左足のかかとの痛みや左脇腹の不調に見舞われました
2023年シーズンでは、本塁打と打点でリーグの2冠を獲得、昨季には首位打者とリーグMVPを受賞するなど、素晴らしい成績を残しましたが、今季は75試合の出場で打率.301、10本塁打、41打点と無冠でシーズンを終えました
近藤選手は、来季に向けて通算1500安打の達成も視野に入れており、32歳という年齢でさらなる成長を目指しています
加えて、2026年3月には、野球日本代表「侍ジャパン」が連覇を目指すワールド・ベースボール・クラシック(WBC)も控えています
「今年のシーズンにあまり試合に出なかったので、来年のことは分からないが、準備はしたい
そして、試合に出られる体を作りたい」と話し、今後のキャリアに向けた意気込みを見せました
近藤選手は、移籍1年目で高い成績を収めたにもかかわらず、今季はケガに苦しみました。契約更改の際も悔しさを滲ませながら発言し、来季への強い意志が感じられます。個々の選手が健康を保ちつつ、活躍できる環境が整うよう、球団側のサポートも重要です。
キーワード解説
- 契約更改とは?契約更改は、選手と球団が年度ごとの契約内容を見直し、更新する手続きを指します。一般的には年俸や契約年数が話し合われます。
- 移籍とは?移籍は、選手が他の球団へ移ることを指し、新たなチームでプレーを始めることを意味します。
- リーグMVPとは?リーグMVPは、各プロ野球リーグで最も優れた選手に贈られる賞で、その年の成績を考慮して選ばれます。
- 通算安打とは?通算安打は、選手がキャリア全体で達成したヒットの総数を指し、公式記録として選手の実力を示す指標となります。

