中村投手は愛知工業大学から2024年のドラフト1位で指名され入団した右腕である
初の契約更改とシーズンの振り返り
今シーズンは下半身のコンディション不良により開幕から2軍スタートとなった中村投手だが、6月には交流戦で待望の1軍デビューを果たすプロ2戦目となった7月3日の広島戦では、5回を投げて7安打無失点という優れた投球で初勝利を挙げた
ルーキーイヤーの成績は4試合で1勝2敗、防御率は5.51だった
今後の意気込みと目標
契約更改後、中村投手は「自分としてはふがいないシーズンだったので、来季こそはもっと頑張らないといけない」と意気込みを語った24年3月には大学生ながら侍ジャパンに招集され、欧州代表との強化試合にも出場
自身の最高球速は160キロを記録しているが、持っている実力に対して今シーズンの成果には不満があるようだ
「10勝」の目標を掲げる
中村投手は、色紙に「リベンジ」と記し、来季の目標を掲げた「今年は1勝しかできなかったので、来年は10勝できるように
1年間先発ローテーションで投げられれば、登板数も重ねられるし、25登板で10勝を狙う」と語り、強い決意を見せた
新人王資格を生かしたい
さらに「今年は新人王の資格が残っているので、もっといいシーズンにしたい」とも述べ、来季の活躍への期待感を感じさせた中村優斗投手の契約更改と今後の意気込みは、ファンにとっても期待感を与えるものです。特に彼の「リベンジ」という言葉には、スランプからの復活を賭けた強い意志が感じられます。来季の活躍が非常に楽しみです。
キーワード解説
- 契約更改とは?選手がシーズンを終えた後に球団と年俸や契約条件を話し合う手続きのことです。
- ルーキーイヤーとは?プロに入団した最初のシーズンのことを指します。
- 防御率とは?投手が9回を投げてどれだけ失点したかを示す数字で、低いほど良い成績です。

