日本ハム、戦力外の西川遥輝外野手を獲得へ

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 日本ハムファイターズが、東京ヤクルトスワローズから戦力外通告を受けた西川遥輝外野手(33)の獲得を28日、発表した

西川選手は2021年まで11年間在籍していた古巣へ、来季に5年ぶりの復帰を果たすことになる

球団幹部は「段階があるので」と発言し、最終合意が間近であることを示唆した

来週にも公式な発表が行われる見込みだ

西川選手の経歴

 西川遥輝選手は、2010年度のプロ野球ドラフトで2位指名を受けて日本ハムに入団した

彼の特長はその俊足と巧打であり、これにより4度の盗塁王を獲得している

また、2017年からは4年連続で「ゴールデングラブ賞」を受賞しており、その守備力も高く評価されている

ヤクルトでの活動と現状

 2021年のオフシーズンには日本ハムを自由契約となり、その後楽天へと移籍した

2024年からはヤクルトでプレーしていたものの、今季は494試合に出場し、打率は174、盗塁は1の成績に留まった

若手選手が台頭してきた影響もあり、9月29日には戦力外通告を受けたが、彼は現役続行を希望している

日本ハムのチーム事情

 日本ハムはこのオフシーズン、松本剛が国内フリーエージェント権を行使して読売ジャイアンツに移籍したほか、伏見もトレードで阪神タイガースに移籍するなど、経験豊富なベテラン選手がチームを離れている

そのため、通算1426安打、343盗塁を記録している西川選手に対して、彼の豊富な経験が若手選手の精神的支柱として期待されている

西川選手の復帰は、若手選手にとって精神的な支えとなるだけでなく、彼自身の経験と実績がチーム全体にプラスの影響を与える可能性が高い。新たなプレーを期待したい。
キーワード解説

  • ゴールデングラブ賞とは?
  • 盗塁王とは?
  • フリーエージェント権とは?

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