阪神・岩崎選手、来季守護神としての役割に意欲を示す

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースの藤川監督が、来季の守護神(最終回の守りを担う投手)に岩崎選手を指名した

指揮官は、26日に「今シーズンも岩崎で基本的には進んでいますから、現在も抑えは岩崎です」とコメントし、岩崎に大事なマウンドを託す意向を示した

これに対し、岩崎選手は「明言なんですか?本当ですか?」と戸惑いを見せつつも「しっかり調整します」と意気込んだ

岩崎選手は、昨秋に新しい監督から守護神に指名されプロ入り後初めて開幕からこの大役を果たした選手である

シーズン中は53試合に登板し、31セーブ(試合の最後を守り勝利を収めること)を記録した

これにより、阪神は2年ぶりのリーグ優勝に貢献した

来季に向けて、岩崎選手は“シン岩崎”という新たな挑戦を掲げている

今オフは、近年避けていたウエートトレーニングを再開し、フィジカル面の強化に取り組むという

また、他球団の主力打者との対戦を重ねる中で、配球や戦略も見直しを行う意向だ

来年6月で35歳となる岩崎選手は、「(オフは)コンディションをしっかり整えること、トレーニングをしっかり入れている」と、体力と頭脳の両面でのアップデートを目指している

岩崎選手は、「自分がしっかりしないと(後輩が)付いて来ない

数字で引っ張れるようにやっていきたい」と、リーダーシップを発揮する覚悟を示した

今季の数字を振り返ると、月間防御率(投手が与える自責点の平均値)は、4月と8月は3点台、9月は4点台と、少々の安定感を欠いていた

来季は、強靭な身体と新たな配球技術を駆使して、調子の波を克服し、信頼の置けるストッパーを目指してほしい

岩崎選手の来季に向けた決意が明確に示された記事です。特に、守護神という重要な役割に取り組もうとする姿勢は、他の選手達にも良い影響を与えるでしょう。自身の体力強化はもちろん、配球の見直しにも意欲的であり、新たな挑戦を通じてチーム全体の士気を引き上げる期待が高まります。
キーワード解説

  • 守護神とは?野球において、試合の最終回を守る役割を持つ投手のことを指します。多くの場合、最も信頼される投手がこのポジションに就きます。
  • セーブとは?投手が試合の最後を守り、チームが勝利した際に記録される成績です。セーブを積み重ねることが、守護神としての実力を示す指標になります。
  • ウエートトレーニングとは?筋力を強化するためのトレーニングの一つで、重りを使って鍛えます。野球選手は瞬発力や耐久力を高めるために活用します。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。