プロ19年目となる来季に向け、宮西選手は“腹八分目調整”を掲げ、最高齢ホールド王を目指す意気込みを明かした
若手選手との違いを認識
宮西選手は、「練習し過ぎかもしれん」と自身の調整方法について反省の言葉を述べた彼は、2021年まで14年連続50試合登板を達成したベテランであるが、近年は1軍での完遂が難しくなっている
今季は8月と9月にそれぞれ2度の抹消を経験し、「20代前半と40歳と同じ練習をしていたら無理だね」と、年齢による体力の違いを実感しているという
体に合わせた調整
「動かなくなったら余計に劣化する」と考え、トレーニングは続けてきたが、「何事にも適量がある」と改めて気づいた宮西選手来季は「量よりも質を求める」とし、ランニングの本数を減らすことを決めた
この新しい調整法により、年間を通して1軍で活躍できることを目指している
引退を考えつつも目指すは日本一
引き際を考える年になったものの、宮西選手は「今は日本一しか考えていない」とし、目標を明確に持っている「それを達成したときにどう思うか、自分でも分からない」とした上で、「この年でタイトルを獲ったら相当凄いだろうから」と続けた
史上最年長となる最優秀中継ぎ投手の記録を塗り替える意気込みを見せている
宮西選手の取り組みは、年齢を重ねる中でも柔軟な考え方を持ち、戦略的に体調管理を行うことの重要性を示しています。若手選手とは異なるアプローチを遂行することは、経験豊富な選手ならではの成長を感じさせます。その姿勢がファンやチームメイトにもモチベーションを与えているでしょう。
キーワード解説
- ホールド王とは?試合中にリリーフとして登板し、その後試合を勝利に導くことで得られる称号。
- 腹八分目調整とは?食事や運動において、過剰ではなく適度な量を心掛けることで身体を労ることを指す言葉。
- 中継ぎ投手とは?試合中に先発投手が交代した後に登板し、試合の流れを維持する役割を担う投手。

