横浜緑ボーイズが春季全国大会への切符を獲得
◇第18回日本少年野球リスト杯争奪秋季神奈川大会 第56回春季全国大会・神奈川県支部予選 ▽準決勝(神奈川県支部代表決定戦)横浜緑ボーイズ8―0横浜泉中央ボーイズ=延長8回タイブレーク=(11月16日・横浜スタジアム) 2025年3月に開催される第56回春季全国大会を目指した神奈川県支部予選で、横浜緑ボーイズが見事に代表の座を勝ち取りましたこの結果は、2015年夏以来の全国大会への出場となり、春季大会としては初めての出場が決まりました
決勝の瞬間
試合は緊迫した展開で進行し、横浜緑ボーイズのエース・萩本友翔投手が存在感を発揮しました彼は初回に先頭打者に安打を許すも、以降は完璧なピッチングを披露し、7回までに被安打2、三塁を踏ませない圧倒的な防御を見せました
延長での劇的な逆転劇
延長8回はタイブレークルールが適用され、1死満塁の場面で打線が爆発しました大橋選手の左前適時打が勝ち越しのきっかけとなり、高杉選手が満塁走者を一掃する三塁打を放つなど、一挙8点を挙げました
監督の新井氏は「ふん詰まり打線だよ」と笑いながらも、選手たちの奮闘を称えました
エースとしての自覚
試合終了後、萩本選手は「実は8回の攻撃の時、うれしくて泣いていました」と率直な思いを吐露彼は、中日ドラゴンズの大勢選手に憧れ、スリークオーターからの鋭い直球とスライダーで相手打者に立ち向かいました
また、今大会は無失策で守備の安定感も見せ、エースとしての自信を深める結果となりました
チームの結束
旧チームから7人がレギュラーとして参加し、新たな歴史を作りました主将の佐藤豪太選手は「先輩たちがつないでくれたバトンがあるからです」と語り、チーム全体の結束を強調しました
全力でのプレーが、新たな夢の舞台へと繋がったのです
| 横浜緑ボーイズ・登録メンバー |
|---|
| 主将:佐藤豪太(2年生) |
| 選手:萩本友翔、大橋郁仁、高杉太雅 etc. |
- 中学生の部最優秀選手賞
- 田代天道(湘南)
- 優秀選手賞
- 萩本友翔(横浜緑)
キーワード解説
- エースとは?:チームで最も優れた投手のことで、試合の勝敗を左右する重要な選手です。
- タイブレークとは?:延長戦において、試合が決まらない時に特別ルールで行うことが多い、ランナーをすでに二塁に置いた状態で試合を続行する方式です。

