上田選手は、2023年のプロ野球ドラフトで1位指名を受けてチームに加入し、2年目の今季は66試合に出場しました
打率は.211、ホームランは3本、打点は20を記録しています
その一方で、得点圏打率は.333という好成績を残し、重要な場面での勝負強さを証明しました
今季の振り返りと来季への抱負
「特に後半戦、自分の中でもつかめたところも多かった」と振り返った上田選手は、来年について次のように語っています「それを来年も、1年間続けられるように
そこが課題だと思いますので、しっかりと1軍でやっていけるようにしたい」と意気込みを示しました
ポジションに対する考え
今季は一塁と三塁を守りましたが、来季に向けては「秋季練習、秋季キャンプ期間もずっとサードをやっていたので、自分はサード一本でやりたい」と意向を明言このことは、安田選手や故障から復帰する中村奨選手との競争を意味していますが、上田選手は「結局は自分自身が結果を残すかどうかだと思う」と自己の努力に集中する姿勢を示しました
打撃での結果を出すことが、来季の競争を生き抜くカギとなるでしょう
他選手の契約更改
また、小川龍成選手も契約更改を行い、200万円増の年俸2700万円でサインしました小川選手は今シーズン87試合に出場し、打率は.264
昨年に比べて試合数は減少しましたが、遊撃手として41試合、二塁手として16試合に先発出場し、存在感を示しました
「後半、少しずつ貢献できてきた」と振り返り、「いい感じでシーズンを終えられた」と語りました
来季への期待感も漂います
上田希由翔選手と小川龍成選手の契約更改は、選手たちの成長とチームの未来を感じさせます。特に上田選手の来季への意気込みは、競争が激しいポジションでの結果を期待させるものです。これからのシーズンに向けての準備がどのように実を結ぶのか、ファンとしても見逃せません。
キーワード解説
- 契約更改とは?選手とチームが年俸や契約内容について話し合うことを指します。このタイミングで選手は自身の成績やチームへの貢献をもとに年俸が決定されます。
- 年俸とは?選手が年間にもらう給料のことです。チームにとっては選手の価値、選手にとってはパフォーマンスの結果を反映した重要な指標となります。
- 得点圏打率とは?ランナーが得点を挙げる可能性のある場面での打率を指します。高い得点圏打率は、選手が勝負強いことを示します。

