この言葉は、ポジションに関して既存のメンバーに依存せず、全ての選手が平等にスタメン争いに参加することを意味しています
この日、新井監督は2月1日から始まる春季キャンプのメンバーを発表しました
30代の選手は、選手会長の堂林選手や秋山選手、菊池選手など5人のみで、ベテラン選手たちの多くが2軍からのスタートとなります
昨年までは、中堅やベテラン選手が2軍スタートから合流時期を見込むことが一般的でしたが、今年からはそのような固定観念を廃止する判断がなされました
新井監督は「しっかり競争してもらいます
中堅どころ、ベテランも結果を出してほしい」と語り、自らの力で昇格を勝ち取る意欲を選手に求めています
今シーズンは、若手選手が多く、フレッシュな顔ぶれとなる予定です
新人3選手に加え、高卒2年目の仲田選手と3年目の内田選手も1軍スタートとなります
昨秋のキャンプでは、練習量を増やした結果として若手選手の目に見える成長が確認され、今春も昨春を上回る練習量を増加させる方針です
新井監督は「若い選手が多い
頭で考えてやるのも大切なんだけど、しっかり汗をかいてもらおうかな」と、実践を通じた成長を促しています
開幕前ということもあり、ケガのリスクに対しても十分に配慮しながら、広島伝統の厳しい練習で若手を育成します
また、侍ジャパンの坂倉選手や小園選手を中心にしたチーム作りが期待され、ほとんどのポジションは現在まだ空白の状態です
新井監督は「全然、決まってない
開幕投手も決まってないし、開幕スタメンももちろん決まってない
動きを見ながらになってくると思う」と話し、若手選手たちにチャンスを与える意欲を見せています
実績のない若手選手でもアピールと成長次第で開幕スタメンを奪うチャンスがあると強調しました
さらに、ドラフト1位の佐々木泰内野手(22=青学大)は、昨年11月の神宮大会で負傷した左肩がまだ万全でないため、2軍スタートとなります
治療は順調に進んでいるものの、全メニューを消化できないため、再発のリスクを回避する必要があるとのことです
新井監督は「回復状況を見ながら、トレーナーから聞きながら、良きタイミングで1軍に呼ぼうと思ってる」と語り、慎重な昇格プランを示しています
広島の新井監督による春季キャンプへの「聖域なき競争」の発表は、新たな時代の幕開けを示唆しています。ベテラン選手に頼らず、若手選手にも大きなチャンスが与えられることで、チームの成長と競争が促進されることが期待されます。特に、実績のない若手選手にはアピールの重要性が際立ち、今後のパフォーマンスに注目が集まります。
ネットの反応
広島東洋カープの新井監督は、聖域なしのレギュラー争いを強調し、選手たちに結果を出すよう求めています
ファンの意見は多様で、特に若手選手の成長やベテラン選手の意識の変化について触れられています
佐々木選手は怪我の影響で2軍スタートかもしれませんが、無理をせずに治療に専念してほしいとの声も多いです
また、ベテラン選手については、競争が必要で結果が全てであるとし、本当の危機感を持ってプレーしなければならないとの意見もあります
特に昨年のような競争の結果を踏まえて、ベテラン選手には成績で示してほしいと期待されています
さらに、今回のキャンプでは外国人選手のフィットが注目されており、彼らの活躍がチームの成績にも大きな影響を与えると見られています
ファンは新井監督の明るい采配に期待しており、選手全員が日本一を目指して頑張ることを応援しています
一方で、昨オフの選手編成のミスについての懸念や、新井監督への厳しい目もあるようです
選手たちは、上達を遂げて1軍で活躍することを求められており、特に若手選手の奮闘を促す声が多いです
このような中で、ファンは新井監督の采配と選手たちのパフォーマンスに大いに期待しています
ネットコメントを一部抜粋
佐々木選手は怪我の影響で仕方ないところ。焦らずにスタートしてもらいたい。
ベテランも競争というのは当然の事。もちろん敬意は払うが,聖域などあってはならない。
今年はとにかく明るい新井監督の采配を期待し、選手を大事に労り、明るく接してもらいたい。
昨オフはベテランのクビをとどめたせいで、編成ミスかと。
選手たちのことを知ってきているだけに、構想は練っていると思うがアピールのチャンスもあるということだね。
キーワード解説
- 聖域なき競争とは?ポジション争いにおいて、既存の選手に依存せず、全選手が平等にチャンスを持つことを指します。
- フレッシュな顔ぶれとは?新人選手や若手選手が多く、チームに新たな風を吹き込むことを意味します。
- 昇格プランとは?選手が1軍に上がるための計画や方針のことを言います。