埼玉西武ライオンズ・西川愛也選手、進化の理由とは

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今シーズン、埼玉西武ライオンズの西川愛也選手が大きく成長を遂げた

初めて規定打席に到達し、134本のヒットを記録した彼の進化の理由と打撃論について、NumberWebのインタビューで明かされた

故障からの復帰と反省

西川選手は自らの成績について、「1年間、出続けられなかったことが、一番の課題だった」と振り返る

彼は8月9日に原因不明の右肩の違和感で登録を抹消され、約1カ月の復帰を要した

彼はその間、試合をテレビで観戦しながら、自身の怪我について悔いを感じていた

チームへの影響と存在感

固定された1番打者を失った際、チームの勢いに陰りが見えたが、西川選手は「もっともっとやらなければいけない」と語る

彼は、周りの選手が誰が抜けても影響が出る存在となることがチーム強化につながると考えている

2025年シーズンでは、肩の故障以外でスタメンを外れなかった彼は、短期間で自分のプレーを修正し、対応することができた

これはレギュラーをつかむ大きな要因となった

打撃の心理と技術

「何試合かヒットが出ないと複雑に考えてしまう」と述べる西川選手は、集中の仕方を工夫している

考えることを一つに絞り、試合に臨むことが彼の打撃向上に寄与している

リラックスする打席へのアプローチ

2020年に記録した62打席無安打という経験が、現在も西川選手の打席へのアプローチに影響している

ヒットが出なかった際、彼は焦らず、従来の練習やルーティンを変えずに取り組むよう心がけた

この結果、134本のヒットを生み出すことに成功した

盗塁の意識と目標

走塁面でも西川選手は進化を見せ、2025年シーズンにはリーグ3位タイの25盗塁を記録した

彼は「バランスのいい選手」が目標だと語り、今後のさらなる成長に期待が寄せられている

西川愛也選手のインタビューからは、プロ野球選手としての厳しい一面や、彼が自身の成長を考える姿勢が伝わってきました。特に、ケガからの復帰後も自身のプレーを見つめ直し、改善し続ける姿勢は、多くの若い選手にとって学ぶべき点が多いです。これからも彼の成長に期待したいです。
キーワード解説

  • 規定打席とは?:選手がシーズン中に必要な打席数を満たすことを指します。規定打席に到達することで、その選手の打撃成績が正式に評価されることになります。
  • ヒットとは?:バッターが打ったボールが、相手チームの守備をかわして安打となることを指します。ヒットを多く記録することは、選手としての実力を示す重要な指標です。
  • 盗塁とは?:走者が打球の行方を見て、次の塁に進むことを意味します。盗塁は俊足な選手が持つ武器で、得点を上げるための重要な手段です。

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