岸田行倫捕手、盗塁阻止率1位返り咲きを誓う自主トレ

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巨人の岸田行倫捕手(29)が30日、G球場での自主トレーニングにおいて、今季の盗塁阻止率でリーグ1位に返り咲くことを誓いました

昨季は盗塁阻止率が4割7分5厘で1位の成績を収めましたが、今季は4割1分9厘で2位に終わりました

「昨年の好成績を維持できたことは自信になっているが、来季は1位を目指したい」と、強い意気込みを見せました

この日は、チームメイトの丸選手とともに早朝から球場に現れ、キャッチボールを中心にトレーニングを実施しました

具体的には、本塁から二塁までの距離で、低い軌道のボールを丁寧に投げる練習を行っています

試合では、二塁送球の際に野手が捕りやすいように「シュート回転」と呼ばれる技術を用いることが求められますが、キャッチボールでは「相手が捕らなくてもスムーズに先へ進むボールを心がける」と話し、強い球を意識して地肩の強化に努めています

盗塁阻止率を向上させることは、投手陣にとっても大きな安心材料です

岸田選手は「さらに精度を高め、確率を上げることが自分の役割だと思っています」とコメントしました

今季は87試合に出場し、打率2割9分3厘、キャリアハイの8本塁打、39打点と打撃成績でも大きな躍進を遂げた「きっしゃん砲」

来季には守備でもさらなる成績向上が期待されます

岸田行倫捕手が自主トレで強い意気込みを見せ、盗塁阻止率の向上を目指す姿勢が印象的です。昨季の経験を生かして、さらなる精度向上に努める姿勢は、チーム全体の士気を高めるでしょう。これからのシーズンが楽しみです。
キーワード解説

  • 盗塁阻止率とは? 盗塁阻止率は、捕手が盗塁を阻止した回数の割合を示す指標であり、捕手の守備能力を評価する上で重要なデータです。
  • シュート回転とは? シュート回転は、ボールが空気中で回転することで、直進する軌道から少し曲がる特性を持つものを指し、特に野球においては相手野手が取りやすくするためのテクニックです。

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