彼の掲げたキーワードは「常時150キロ」と「改良フォーク」である
球速アップへの意気込み
石井は「来年は140の数字は見たくない」とし、全力で球速アップを目指す意向を示した昨シーズンの直球の平均球速は約151キロから、今季は約149キロに低下したが、彼は理想の球速は「148キロぐらいの感覚で152キロ」と語り、常時150キロ以上にすることが信念だ
体重の増加がもたらす効果
そのため、今オフは体重増加をテーマに掲げ、現在の81.5キロから83キロを基準にする考えだ体重を増やし、力強いフォームを維持することで、球速にもプラスの影響を与えると見込んでいる
フォークの改良に挑戦
加えて、石井はフォークボールの改良にも取り組んでいる昨シーズンは全投球の約14%がフォークであったが、今季は約5%に減少した
制球が安定しなかった影響で、使用頻度が落ちた結果だ
新しい握りと投球の研究
彼は11月中旬に動作解析を行い、課題を洗い出し、現在では握りを変えて試行錯誤を繰り返しているフォークを決め球として活用するためには、ピンチの場面で三振を奪える投球技術が必要だと述べた
充実したオフシーズンを目指す
今シーズン、石井はプロ野球記録更新となる50試合連続無失点の好成績を残した来季もさらなるパフォーマンスアップを目指し、年内は筋肥大トレーニング、年明けからは投球メカニクスに関するトレーニングに邁進する予定である
藤川監督は、石井をセットアッパーとして期待している
彼自身も「8回に投げさせてもらうには、ゼロで帰ってくることが必要だ」と力強い言葉を残している
阪神の石井投手の来季に向けた意気込みは、非常に具体的かつ高い目標を掲げており、期待が高まります。彼が球速向上だけでなく、フォークボールの改良にも力を入れる姿勢は、プロ選手としての原動力を感じさせます。さらに、シーズン中の実績もある中で、どうパフォーマンスを上げていくのか、その過程が注目されます。
キーワード解説
- 球速とは?:球速は投手が投げるボールの速さを表す指標で、プロ野球では試合中の直球の速さが特に重要とされる。
- フォークボールとは?:フォークボールは、ボールが急激に落下する変化球であり、打者からは捕らえにくいボールとして知られる。
- 三振とは?:三振は、打者がボールを打つことなく三回ストライクを取られることを指し、投手にとっては大きな成果となる。
- 筋肥大とは?:筋肥大は、筋肉のサイズを大きくすることを指し、トレーニングを通じて筋力と持久力を向上させることが目的である。

