ソフトバンク小久保監督、遊撃以外での選手起用を明言

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2025年12月30日、福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督(54)が、今季の主力選手である今宮健太内野手(34)を遊撃手以外のポジションで起用するプランを発表した

来季のリーグ3連覇を目指す同監督は、選手起用の幅を広げるため、今宮に二塁、三塁、一塁の守備を打診したことを明らかにした

この日は和歌山市で行われた学童野球大会「小久保裕紀杯」に参加し、子供たちの活気あるプレーに目を輝かせた小久保監督

地元に凱旋した彼は、「日本一で帰るとサインの数も違う

気持ちは来シーズンに向いてますが、祝福の声をかけてもらうのはやっぱりありがたいですね」と述べた

小久保監督の視線はすでに来季のリーグ3連覇に向けられている

日本一となった直後に「同じことをしても勝てない

一度壊す」と宣言し、新たなチーム構築の青写真を描いている

先日発表された柳町選手の一塁挑戦に続く改革の第2弾が、今宮の遊撃以外の守備チャレンジである

「勝つ確率が上がるという判断です」と語った

今宮はこれまでプロ16年間で遊撃手としてパ・リーグ記録の1621試合に出場

入団2年目の2011年に一塁で11試合に出場した以外は、遊撃手として活躍してきた

今季は故障が重なり46試合の出場にとどまり、若手の野村選手が台頭してきた

小久保監督は「ショートとしての記録もある

もう一回ショートとして花を咲かせなさいよ」と今宮に語った

今宮自身も「来春キャンプにはいろんなグラブを持参すると思います

ただ、ショートのポジションが終わりというわけではないので」と新たな挑戦に備えている様子を見せた

パ・リーグV3、日本一連覇を目指して、小久保ホークスは現状に甘んじることなくさらなるチーム力の向上を図っていく

小久保監督が選手起用の改革を進める姿勢は、チームの将来を考えた上での戦略的判断と言えるでしょう。若手選手の台頭と共に、レギュラー陣も新たな挑戦を受け入れ、チーム力を高める機会となるかもしれません。来季の活躍がますます楽しみです。
キーワード解説

  • 遊撃手とは?遊撃手は野球のポジションの一つで、内野の中心に位置している選手です。守備範囲が広く、強い肩を持つことが求められます。
  • 守備とは?守備とは、野球において相手チームの攻撃を防ぐ役割を持っている選手のことを指します。良い守備は勝利には欠かせない要素です。
  • V3とは?V3は「三連覇」の略称で、同じ大会で3回連続で優勝することを指します。強いチームの証とされています。

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