ソフトバンク・今宮、勝負の2024年に向けた新たな挑戦

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 プロ野球・福岡ソフトバンクホークスの小久保裕紀監督(54)が、ベテラン選手の今宮健太内野手(34)に対し、来季に向けた複数のポジションでの起用を検討していることを明らかにした

この提案は、今宮がプロ17年目を迎えるにあたり、競争の激しいポジションにおいて新たなチャレンジが待ち受けていることを示唆している

 今宮選手は、地元・和歌山で開催された「小久保裕紀学童野球大会」に出席し、地元の子どもたちとの交流を楽しみながら、来季への意気込みを語った

彼は、今季はコンディション不良に悩まされ、46試合の出場にとどまったが、来シーズンには「一度壊す」ことをテーマに、改革を意識した体制で臨むと語った

 小久保監督は、今宮だけでなく、他の若手選手とのポジション争いを想定しており、「遊撃手以外のポジションも試合の途中から起用があるかもしれない」と伝えた

これに対して今宮選手は、「分かりました」と快く受け入れたという

 今宮は、過去に遊撃手としてパ・リーグ最多の1621試合に出場した実績を持つ選手

しかし、35歳という年齢に差し掛かるにあたり、一つの大きな壁が立ちはだかる

若手選手の台頭もあり、今季においては野村が遊撃手として72試合に先発出場する中で、侍ジャパンにも選出されるなどブレークを果たしている

 果たして今宮は、年齢の壁や若手選手との競争を乗り越え、再び遊撃手としての輝きを取り戻すことができるのか

小久保監督は「(今宮と野村の)2人で勝負させます」と今宮に期待を寄せており、来季の今宮の活躍に多くのファンが注目している

今宮選手が新たなポジションへの挑戦を受け入れたことで、彼のキャリアにおける重要な局面を迎えています。年齢や若手選手の台頭など、多くの課題がありますが、彼の経験と技術が活かされることを期待しています。
キーワード解説

  • 遊撃手とは?:野球において、内野のポジションの一つで、主に打球を処理したり、ランナーをアウトにする役割を持つ選手のことを指します。
  • 野村とは?:野村選手は、若手内野手で、今宮選手に次ぐ遊撃手として起用されている選手で、プロ入り後に急速に成長した選手の一人です。

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