このセミナーは、東京歯科大学の武田友孝教授が講師を務め、「スポーツアスリートの口腔健康」についての講義が行われました
講義では、アスリートにとって口腔健康の重要性が強調され、選手たちはその後、噛む力を数値化するための測定を行いました
噛む力は、食べ物を噛む力の強さを示すもので、単位にはニュートン(N)が用いられます
今回の測定では、18歳から39歳の成人男性の平均が1069Nである中、ドラフト1位の西川史礁外野手(21歳、青学大)は1205Nと9人中4番目の数値を記録しました
測定結果で最も高かったのはドラフト5位の広池康志郎投手(22歳、東海大九州キャンパス)で、2012Nを記録しました
西川選手は「アスリートにとって歯は大切だと知っていましたが、今日の講義で改めてその重要性を実感しました
今後はガムなどを活用して口腔健康を維持し、さらに歯を強くしたい」とコメントしました
さらに、西川選手は一軍キャンプメンバーとしての選出も発表され、「嬉しい気持ちです
開幕レギュラーを目指して、自分の良さをアピールしたい」と意気込みを語りました
今回のセミナーは、アスリートとしての体調管理において口腔健康が重要であることを再認識させる機会となりました。選手たちが健康維持のための具体的な方法を学び、プロ野球選手が持つべき体力や能力向上に寄与することが期待されます。
キーワード解説
- 口腔健康とは? 口腔健康は、口の中の健康状態を指し、特に歯や歯茎の状態が良好であるかどうかが重要視されます。アスリートにとっては、口腔の健康が全体の体調やパフォーマンスに影響を与えるため、大切な要素です。
- 噛む力とは? 噛む力は、食べ物を噛む際に発揮される力のことで、食事の消化吸収や栄養の吸収に深く関わります。測定にはニュートンという単位が使用され、高い噛む力を持つことはアスリートにとって有利です。